2007年6月30日
outputの心構え
日ごろからoutput(会話での発信)のためには、事前のinput(知識の蓄積)が必要であることはよく言っています。
最近、嫁さんがさすがにNZでの生活に支障があるかも?ということで会話の勉強を始めました。
「こんなときにはどう言うの?」
「これはこの言い方であってるの?」
日々、彼女の勉強に付き合っているわけですが、話せるようになるまでまだ時間がかかりそうです。
嫁さんが上手く話せるようにならない原因の1つに「丸暗記、丸発信」の癖が抜けないということが考えられます。
僕が教えたフレーズをそのまま記憶して、そのままの形でoutputしようとしているんですね。
コミュニケーションの場は、覚えたものをそのまま完璧な状態で発表するような文化発表会の場ではありません。
僕が教えるフレーズは一定しているわけではありません。
リアルタイムで変化します。しかし、変化しないものもあります。
それがいわゆる決まり文句であったり、構文であったりするんですね。
そういった会話に必要になる構文も、中学英文法で学ぶ英文の形でほとんどカバーできます。
コア部分のみを覚え、あとはその場合に応じてアレンジしていくことをアドバイスしているんですが、どうもまだ僕の言ったことを丸覚えし、そのまま発信するだけの状態です。
丸覚えは実際の会話に適しません。
丸覚えしてそれをそのままoutputしようとすれば、「思い出すための時間」が必要になります。
会話では実際に相手がいるわけで、待たせていることに対して焦り、結局丸覚えしたものが断片的に、あるいは順序がバラバラに出てくるという失敗を経験することになるでしょう。
どのような状況でもこの形は崩せないというものだけを1つ1つinputしていくことが大切です。
でも実際にはほぼ丸暗記で押さえなければならない表現も多いと思います。
しかしこれも心構え1つでoutputの仕方に変化が表れます。
自分で丸暗記したものを「そのまま再現しよう!という意識」を捨て去ってください。
そのまま再現しようとすると変な焦りも生じますし、口からスムーズに相手が聞きやすい流れで発信されません。
皆さんの多くが中学・高校時代に、「丸暗記、そのまま発信」の習慣を植え付けられてしまいました。
この方法には色々なメリットもあるんでしょうが、実際に英語を発信する上で、変な妨げになっているように僕は感じています。
地道にコツコツ勉強していく中で、意識改革もぜひ行ってみてください!
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