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デビッド・バーカーの英語と仲直りブログ:スペースアルク
 

2006年6月28日

What are syllables?

Hi Everyone,

Thanks again for the comments and the tips on useful websites. Funnily enough, I was just teaching the difference between stress-timing and syllable-timing in one of my classes last week! It is not easy to explain this in writing, but I will try. If you don’t understand, please let me know and I will try again.

First of all, let's start with the basics.

私がピアノを習っていた時、テストのために楽譜を見て、曲の「キー」を判断しなければならないことがありました。これは音楽の基本の基本なので、もちろんやり方は教えてもらいました。しかし、「この曲のキーはFです」と言えるようにはなりましたが、最後の最後まで「キー」が何のことかさっぱり分かりませんでした。

日本人の英語学習者を見ていると同じような現象が見えます。多くの人は文章の中から「動詞」「名詞」などを指すことができますが、この「動詞」と「名詞」はいったいどういう物か分かっていない人が大勢いるようです。

この前もフォニックスの話で盛り上がっていましたが、「フォニックスって何?」と聞く勇気がある方がいらっしゃらなかったら、未だに理解できていない人がたくさんいたでしょう。だから、このブログで、読んでもあまり理解できないことがあったら、遠慮なくすぐに聞いてくださいね。

皆さんの「音節の数やアクセントの大切さ」についての質問に答えたいのですが、まず最初に「音節」という単語の意味を説明しましょう。

音節の意味を正確に説明すると非常に時間がかかりますが、簡単に言うと、「音の単位」と考えればいいと思います。しかし、これは英語の場合の話です。日本語を考えると「音節」はかなり単純な物になります。なぜならば、日本語の場合だと一つの文字=一つの音節だからです。つまり、「か」は一つの音節、「から」は二つで、「からだ」は三つ、という具合ですね。応用言語学の専門書を見ると日本語は syllabic writing というシステムの代表として挙げられています。説明はこのような感じです。

Syllabic writing is a writing system in which each symbol represents a syllable. E.g. the Japanese writing systems hiragana and katakana. (Longman Dictionary of Language Teaching and Applied Linguistics)

つまり、一つの文字が一つの音節を代表するライティングシステムのことを syllabic writing と言います。

しかし、英語はこれと根本的に違います。決して一つの文字=一つの音節とは言えないでしょう。I のような単語だとそうなりますが、Wednesday と potato を考えてください。

Wednesday は9つの文字に2つの音節がありますか、potato はもっと少ない文字数(6)なのに、音節が3つになります。つまり、発音は

Wednes・day と po・ta・to です。

この「音の単位」のことを音節(syllable)と言います。英語の場合だと音節の数は文字だけを見ても判断できません。だから、辞書を見て調べるしかないです。音節を数えるため、簡単に応用できるルールがないので、日本人にとってはこれが非常に難しい作業になります。実はネイティブスピーカーも、発音ができてもその発音から音節の境目を見つけることができない人も大勢います。

傾向として言えるのは、音節には必ず母音が必要です。その母音が自分で一つの音節になることもあれば、前後の子音と組んで音節になることもあります。「準母音」と言われる音もあるので、これらも時々一つの音節として見られます。例えば、syllable の最後の音です。Little もそうですね。

ここで一つ注意してもらいたいのは「文字」と「音」の違いです。Happy は「y」で終わりますが、この文字は母音になりません。しかし、発音する時は /i:/ となるので、音は母音でしょう(実は私の母の母語のウェールズ語だと‘y’は正確な母音となります)。

よく考えたら、「母音」と「子音」の違いもはっきり分かっていない方がいらっしゃるかもしれませんので、これらについても少し説明する必要があるでしょう。

でも、今日はもうかなり長くなっているので、続きは金曜日にします。重要なことを全部説明するのには2週間くらいがかかるかもしれませんが、将来はALCからこれについての本を出そうと思っていますので、私の説明が通じるかどうかをここで確かめるのはいいチャンスかもしれません。とりあえず、ここまでの話は分かったかどうか教えてくださいね!

では、See you on Friday.

PS 
Jun, any of those expressions would be okay, and they all mean pretty much the same thing.

Comments

Hi David,

今日のところは大丈夫、何とか理解しています。 確認のために整理させて下さい。

・音節は「音の単位」のこと。
・日本語と英語では音節が異なること。
・日本語は一つの文字=一つの音節。
・音節には必ず母音が必要だということ。

ここまでは分かりました。 「準母音」についてはちょっとあやしいです。 発音はされていない「e」が準母音なのでしょうか・・?
それから、Happy の「y」のところですが、これは単語の終わりの「y」は母音にならないということでしょうか・・? 「Friday」や「pretty」の「y」も同じですか?

「母音」と「子音」の違いも教えて頂けるとありがたいです。 私が理解している「母音」とは日本語の「あいうえお」にあたる音で、それ以外の音が「子音」、日本語の母音は5つしかないけれど、英語には約3倍の母音がある、という事くらいです。

今まで気にもとめていなかった「音節」のお話ですが、とても奥が深そうでわくわくしています。 なぜ音節が大切なのか早く知りたいですが、だんだん核心に近づいていく「ジワジワ感」もわりと好きです。 金曜日を楽しみにしています・・!

See you on Friday.
( I can't wait! )

Thank you for your reply.
I 'm going to use it on next lesson.
By the way,my handle name isn't "J"un but "I"un.
Oh well.

英語初心者だけどがんばって英語で書いてみました-o-;
ところで、その音節...ですが、和英・英和辞典と英英辞典では
切り方が違うという話をどこかで(あれ、このblogでしたっけ..?)
耳にした事がありますが、本当なら困ったものですね....。

David Barker先生、はじめまして!

先生の著書は全部購入しました。どれもとても勉強になっています。

自分のブログで先生のブログのことを少し書いたのですが、丁度今発音やイントネーションを独学してたので、勇気を出してコメントを書かせてもらうことにしました。

先日Peter Roach博士の「English Phonetics and Phonology: A Practical Course」を読み終えたのですが、これはとても面白かったです。イントネーションは難しかったけど、音声学の初心者でもわかりやすくて、新しい発見がいっぱいありました。

最初は音から入って、音節、文節、文と固まりがどんどん大きくなり、文全体のイントネーションにまで話が及ぶと、音の流れが全体に影響するので、実践するのは大変です。

でも練習して、できるだけ自然な英語を話せるようになりたいです。

発音に関する先生の新書を首を長くして待っています!

音節の説明ありがとうございます。ただ「文字」と「音」の説明の箇所がよくわからなかったです。なぜhappyのyは発音は母音なのに、”文字は母音にならない”とはどういうことなのでしょうか?

日本語は、五十音表を見てもわかるように、基本的に子音1つ+母音1つ(か KA)、もしくは母音1つ(あ a)で一つの文字が成り立っていて(撥音、促音、半母音等もありますが)、音節が同じ長さで繰り返されるそうです。だからWednes/dayなんて分け方は、頭に浮かばないんだと思います。日本語は子音母音/子音母音/
、、、とつねに音節の切れ目は母音で終わるのに対し、英語の場合、子音母音子音と一音節が子音で終わることもあります。
その点potatoの音節は日本人にも分かりやすいんだと思います。日本語のような音節の分かれ目のルールって英語にはないのですか?

日本人っぽい英語の発音は必ず子音のあとに母音が入るっていうのをどこかで聞いたことがあります。日本人は、syllabic writingのために、 子音と母音が習慣的に接着剤でくっついちゃっている感じがします。
ちなみにアクセントの方ですが、最近おもしろい話を聞きました。言語学的に日本語のような”pitch accent”(音の高低のアクセント)と、英語のようなstress accent (音の強弱のアクセント)、朝鮮語やフランス語のアクセントのないものに分かれるそうです。また、stress accentの言語の方が世界的には少ないそうです。

Davidさんが音節とアクセントの話を出してくださらなければ、意識していなかったかもしれません。これからもおもしろくて役に立つ話を楽しみにしています。

みなさんへ質問→アクセント記号は私の持っているすべての辞書(ジーニアス、リーダーズ、OED、longman)にも載っているのですが、音節がわかる辞書がありません。どなたか知りませんか(できればEx-wordソフトになっているもので)。ちなみに、オンライン辞書なら、英辞郎、MSN Encarta、Merriam-Webster's Online Dictionary等に音節の分かれ目の表記がありましたよ。

少し難しい話になってきたので、何度か読み直しました。私は、人より理解力が劣っているからだと思います・・・。でも、音節の説明はわかりやすかったです。ただ、音楽が非常に苦手なので、キーがF???みたいな感じで、ちょっとわかりませんでした・・・。先生は、物事(言葉の意味)を本当に理解していないということを言いたかったんですよね?私の解釈間違ってますか?

疑問なんですが、英語の音節の数は辞書で調べないといけないのであれば、何のために知る必要があるのかよくわかりません。ネイティブでも音節の境目を見つけられない人が多いんですよね?ブログの中で説明されていたような気もするんですが、まだ理解できていません。なんとなくラテン語にも関係しているような気がしたんですが、どうでしょう?

母音と子音の違いもなあなあにしていたので、勘違いしている可能性が高いです。(tomoさんのコメント読ませて頂くまで、英語と日本語の母音は同じだと思っていました・・・)次回の説明心待ちにしています。なので文字と音の違いがよくわかりませんでした。
 
先日、英会話のアメリカ人の先生にPhonicsについて尋ねてみました。最初、私の発音がカタカナのフォニックスに近かったので通じなくて、スペルを言って初めて通じました。カタカナに無理やり直すと、「ファニックス」に近いんですね。「カタカナ英語」は駄目ですね。やっぱり、発音記号は大事でした。正確ではないかもしれないですが、かなり近い音を出せますしね。

Reiさんへ
CASIOのXD-2000の電子辞書は音節がでてますよ。
それから、Ex-wordソフトではありませんが、『OXFORD Advanced Learner's Dictionary』(英英辞典)も音節がわかります。

m.nさん音節つきの辞書教えていただきありがとうございました。今、OALD(Oxford Advanced Learner's Dictionary)
も私の電子辞書に入っていることに気づきました。(聞いておいてすみません。でも言われるまで気づきませんでした)

だけど、また新しい疑問が。オンラインのMSN Encartaやmerriam webster’s の辞書だと、David先生の言うようにWednes・dayって2音節なのですが、OALDにはWed・nes・dayって3音節で表記されています。potatoもpo・tatoって2音節で、オンライン辞書や先生の説明とは少し違っています。

音節の分け方ってひとつじゃないのですか?

みなさんへ。私の前のコメント訂正します。ほとんど辞書(日本の辞書、リーダーズとかジーニアスにも)には音節のっていますね。私の見落としでした。普段意識していないから、書いていないという思いこんでしまったようです。

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