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デビッド・バーカーの英語と仲直りブログ:スペースアルク
 

2006年7月21日

Vowels and consonants

Hello again and thanks for all the comments. I am still going to hospital every day, and my leg is still a bit painful, but I am getting better slowly. It is nice to be able to do ordinary everyday things again!

Blue Dreamさん、will not be needing は will not need と全く同じ意味ですが、ing を使った方がカジュアルな言い方だと思います(Blue Dreamさんからはこんな質問をもらいました)。はっきりとした「こういう時に使います」という説明はないと思うので、自然な英語を聞きながら慣れていくしかないでしょう。

実は、私は今回のmkさんのコメントから日本語を学びました! 「勉強し始めて間もなかった頃」は私が始めて聞いた日本語です(正式には「初めて気づいた」と言った方がいいでしょう)。これは「間もなく」の違う形ですね。ありがとうございました。


では、音節の話に戻りましょう。

Tomoさんの解釈はその通りです。日本語は必ず子音の後に母音が続くので、日本人は英語の単語を言う時に余分な母音を入れることが多いです。こうなると、その単語の形が変わるので、ネイティブに理解してもらえない危険性が高くなります。

単語の「形」という言い方はあいまいかもしれませんね。ここで、ちょっと変わった(今までに試したことがない!)説明をします(皆さんをモルモットにするのは申し訳ありませんが、私にとってこのブログの利点の一つはこのような変わった説明が通じるかどうかを確かめられること。なので、よろしくお願いします!)。

単語の「形」は物の「影」と比較すると分かりやすいかもしれません。

暗めのところで物や人を見ると「影」しか見えないことがありますよね。しかし、その影の特徴で何を見ているか判断できることが多いでしょう。その物を光で照らせば、もっと細かいところが見えるかもしれませんが、そこまで見なくても何を見ているか判断することはできます。単語の音節の数とアクセントの位置はその単語の「影」だと思ってください。

この例えだと、影より細かいところは音の発音になります。つまり、何の単語かを推測するためには、細かい音よりも全体の形の方が重要だということです。英語圏にはさまざまな発音や方言があるのですが、いくら細かい音の質が変わったとしても、単語の影が一定であれば、お互いを問題なく理解することができます。

この説明、いかがですか? 皆さんのご意見をお待ちしています!


では、「母音」と「子音」の説明に戻ります。

人間は、音を出すために肺から空気を吐きます。この空気は胸から来て、のどを通って、最後に口(または鼻)から出ます。言葉になるような音を作るためには、この空気の流れを細かく調節する必要があります。

これをするには二つ方法があります。

一つは出てくる空気が響く空間(つまり口の中の形)を変えるだけ、という方法です。このような音は「母音」と言います。日本語で言えば「あ」「い」「う」「え」「お」が母音ですが、これは人間が作られるたくさんの母音から、普段日本語で利用しているものだけです。口の形を変えたりすると、実はこのほかにもたくさんの母音を出すことができます。挑戦してみてください。

もう一つの音の調節の方法は、舌や唇、歯などを利用し、出てくる空気を止めたり、出てくるのを邪魔したりすることです。この方法で出る音のことを「子音」と言います。

音の質を変えるためには、声帯を鳴らすか鳴らさないか、という選択もあります(鳴っていない時は単に空気の音だけが聞こえます)。母音の場合は声帯を必ず鳴らします。日本語だと子音の後に必ず母音が続くので、結局どんな音でも声帯を鳴らします。しかし、英語の場合だと子音だけを発音することもあるので、声帯を鳴らさない音もあります。

ほとんどの英語の子音には、このような「声帯を鳴らす・鳴らさない」ペアがあります。つまり、空気の止め方は一緒だけど、声帯が鳴っているかどうかの違いだけで区別されるのです。例えば、/p/ と /b/ は両方とも上下の唇で空気を邪魔するけれど、/p/ の場合だと声帯が鳴っていません。これで /b/ と区別できます(出てくる空気の量と圧力も関係しますが、ここでそこまで説明すると余計に分かりにくくなると思うので、省略します)。ほかにも /t/ と /d/、/k/ と /g/ など、ペアはたくさんあります。以下の単語を音読してみてください。

Tap / tab
Bat / bad
Back / bag

前者だと空気だけの音で終わるはずです(書くだけだとイメージしずらいと思うので、今度音声をこのブログに載せることに挑戦しますね)。

一つの音節は基本的に一つの母音に基づいています。子音は自分だけで音節にはなれないので、隣の母音と組みます(日本語だとすべての音が子音と母音の組み合わせなので、すべての音がそのまま音節になります)。つまり、一つの母音しかない単語は一つだけの音節になります。例えば、bag、dog などです。しかし、英語の場合だと文字の母音と音の母音は同じものではありません。例えば、teach は文字の母音で言えば二つありますが、音で言えばこれらが一つの母音になります(日本語ではこの違いを「しおん」と「しいん」のように区別するという話も聞いたことがありますが、これは正確かどうかわかりません。とにかくコンピューターで入力するとどちらも漢字の「子音」になります)。

いかがでしたか? 少し複雑な話になったのでメーンポイントをまとめてみました。

●母音は、声帯を鳴らし、出てくる空気が響く空間(口の中)の形を変えて調整する音です。
●子音は、どこかで空気を止めたり、邪魔したりして出す音です。声帯を鳴らすかどうかもポイントになります。
●日本語は音を文字で表せるので、一つの文字=一つの音節です。
●英語だと文字は音をそのまま表さないので、発音記号が必要になります。
●英語だと、音節の数は文字を見ただけで判断できません。なぜならば、英語の発音は文字通りではないからです。

今回は難しい話なので、質問等がありましたらどうぞ遠慮なく聞いてください。blog family の皆さんが理解してから次へ進みたいと思います。

Have a great weekend, and look forward to reading your comments next week.

David

Comments

Hello!!! It's bad you have to still go to hospital. But you are lucky to be able to feel happy in ordinary life(you didn't do something when you had a big painful).
私の英語、なんかへん・・・?

物の影の説明理解できたのですが、「影」よりも「物影(物の形、何かの姿)」にした方がわかりやすいような気がしたのですが。というのも、私は最初地面などに映る影を想像して、少し「???」となったからです。この勘違いはきっと私だけかな・・・

母音と子音の説明は最後に要約して頂いたのでわかりました。

ただ、メーンポイントはmain pointのことですよね?
発音がいいがゆえのことですが、日本人はメインとします。
このメインは日本人にしか通じないですね。
ネイティブの方は正しい発音を知っているからこそ、カタカナ英語というかジャパニーズ英語が逆に難しいのでは?と思いました。

その一方で私が英語を話す時に、これは英語かな?ジャパニーズ英語かなとよく迷い、そして間違えてしまうことが頻繁にあるのでこれも困った現象です。

Hi David,

私の解釈(余分な所に母音を入れない)であってるのですか・・? ちょっとビックリですが、これでだんだん分かってきました。 もしかしたら、「音節の数」を数えるというのは、「音の母音」の数を数えるということなのかな・・と思えてきました。 今まで辞書を引いても、音節の数を気にしたことはなかったのですが、単語の発音練習の時に余分な母音を入れないように気を付けていたのは、単語の影を変えない事につながっていたんだ、と発見できて嬉しかったです。(影の例えは良く分かりました!) 

母音と子音については少し難しかったですが、何とか理解しています。 「声帯を鳴らす・鳴らさない」子音は喉に手を当てて言ってみたら良く分かりました。 だんだん音節のことが分かってきて嬉しいです。  音節の数を確認にして、それをどう生かすのか、これからのお話が楽しみです!

まだ毎日病院に通ってるんですね。 腰だけじゃなく脚も痛いだなんて大変ですね・・。 でも毎日少しずつ良くなってると聞いて安心しました。 早く全快しますように・・!

See you next week.

tomo

Hi David,

>”日本語だとすべての音が子音と母音の組み合わせなので、すべての音がそのまま音節になります”

日本語は母音でできているから、英語を話すとき、ついつい母音を発音してしまう。でも、英語では子音だけを発音しなくてはいけない場合がたくさんあるということですよね。

Student の最初のSを「す」と発音したくなってしまうけど、"s"と子音だけ発音しなくてはならない・・という感じでしょうか?

影の説明の理解ですが、「相手に理解してもらうには、単語の細かい発音よりも、その単語のアクセントの方が大事だし、一文全体のリズムや強弱のほうがもっと大事!」ということかな?と理解しました^^

例えば、"student"の発音にこだわるよりも、"u"にアクセントを置くことが大事で、"I am a student"の"i am a"じゃなくて"student"にアクセントを置くことが一番大事・・・合ってます?^^;

既に日本語に堪能なデビッド先生の日本語を、ますます達者にしてしまいましたね^^)
お役に立てて何よりです。

「形」と「影」の話、わかりやすいと思いました。
なるほどね、といった感じです。
これまでのお話も含めて、デビッド先生は、説明や例えがとてもわかりやすいうえ、しっかりと的を得ていて、いつも感心してしまいます。

次回のブログも楽しみにしています。

HI, David.
I learned at college that t/d, k/g and p/b pairs are actually 3 pairs each. I mean, t/d/n, k/g/ng and p/b/m. n, m and ng sound are pronounced using nose.
Other pairs like s/z, f/v are 2 pairs.
Sorry I commented to old topic.
I am reading from the first and catching up to today!

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