2012年2月 3日
「即戦力がつく英文ライティング」という本の原稿を書いています。その中で、エッセーや報告書などロジカルな展開が要求される文章で頻出する言い回しをまとめておこうと思っています。まだ、下書き段階ですが、その一部をご紹介します。
次回は、1パラグラフ内程度の文章の中で、一方で・・・他方で・・・しかし・・・そこで、わたしはこう思うといった形式のまとめ方をいくつかご紹介する予定でいます。
More...
2012年1月26日
文法書というのは英語を言語システムとしか捉えませんから、無味乾燥です。人称代名詞と言うと、自分か相手か第三者を指すかに応じて使い分けがあり、さらに単数・複数の別があるよ、また、文中での働きによって、主格・所有格・目的格という違いがあるよという程度で話は終わりです。
しかし、こういう文法が問題になる英語の実際では、つまり実際に使うコンテクストにおいては、生身の人間がいるわけで、それに応じた気配りも要求され、そこから使い分けも生まれます。
こういう言語外の社会言語的側面まで視野に入れると、人称代名詞にも実は人間関係に配慮した使い分けのあることがわかるのです。
More...
2012年1月25日

今年も一般教書演説をVocabprofilerで分析してみました。
演説のテキスト全文とビデオクリップをご覧になりたい方は、こちらにどうぞ。
More...
2012年1月21日
お手持ちの英文法の本を見てください。文法項目の例示のため、センテンスを挙げていますが、いずれもワンセンテンスです。いっしょに他のセンテンスも並んでいたりしますが、対比のためのもので、つながりはありません。
しかし、考えても見てください。孤島に流れ着いたロビンソン・クルーソーならいざ知らず、われわれは人間社会に住んでおり、常に誰かを相手に話したり、書いたりしますから、ワンセンテンスで済むはずがありません。つまり英語を使う際の基本単位は単語やフレーズ、さらにはそれを組み合せたセンテンスではなく、原則、複数のセンテンスを組み合せた「ひとまとまりの筋道だった言葉」なのであり、そういったものである英語を勉強しようという以上、やはり単位はセンテンスを組み合せた実際の英語の姿に合わせるのが自然というものです。(ちなみにこのことを英語では sentence grammar ではなく、discourse grammar を勉強せよという言い方をします)
More...
2012年1月17日
英語の時制を理解し、使いこなすポイントは、現在の事実など何かを描写するなら現在時制が、過去の事実の報告なら過去時制が、また将来の話なら will+動詞がデフォルトだという枠組みで臨むことです。完了だの進行形は特殊な要素を付け加える道具ですから、きちんと説明できないぐらいだったら、使わないことです。漫然と「こんな感じだろう」的な使い方をしていると、いつまでも英語が身につきません。一度、「ざっくり」ながら本質を捉えておくと以後の視点が違ってきます。
More...