2006年2月 3日
英語力は音から、暗記から--ある学習者のプロフィール
あるコンサルタントに仕事のことでお会いし、その席上、右のサイドバーでも紹介している「瞬脳活性 シニアの旅行英会話」を試していただきました(この発音判定ソフトの内容を紹介した記事はこちら)。おどろいたのは彼女の並外れた発音、つまり、リズムとイントネーション(抑揚)のよさ。
How can we get to Vancouver Museum? というセンテンスでしたが、これをマイクに向かって2、3度読みあげてもらってから、「判定」ボタンをクリックするや(このソフトの特色として、気が済むまで何度でも繰り返し音読してから判定に移行することができます)、すずやかな鐘の音と共に "OK" という表示が出ました。たいていの方は、3回か4回目のトライアルでようやくOKが出るというのにです。
帰国子女だといった話は聞いてなかったので、どうやってそのレベルの英語にたどりついただろうと興味を持ち、あとから「学習歴」を教えてくださいませんかとメールで尋ねたところ、以下のような回答をくださいました。読んでみると、このブログの読者のみなさんにもおおいに役立ちそうな話なので、ご本人の了解を得て転載いたします。ちなみに、いわゆる海外経験は旅行は別として、米西海岸での二ヶ月の(遊びが主の)語学留学をした程度とのことでした。
英語は「初めに音ありき」と感じており、また、英語の基本的部分は暗記するほかないと考えているだけに、それを実証してくれる生身の「サンプル」に出会い、わが意を得た思いがしています。同時に、この発音判定ソフトが、駄目なものは駄目と拒む一方で、きちんとしていれば一回でもOKが出ることをも再確認でき、安心しました。
以下、ご本人による学習歴です…
発音やイントネーションを評価していただけた背景として考えられることは、
⇒ 発音記号をバッチリ学習したこと
⇒ 歌が大好きだったので、サウンドで体が覚えていったこと
⇒ 中学の三年間、英語教科書を部分的に暗唱暗記していたこと
⇒ 浪人生の時、毎日かかさず「ラジオやさしいビジネス英語」をきいたこと
くらいでしょうか・・・・。
後は大した勉強はしていません。最近は、情けないことにほとんどノリです(笑)
小学校5年生から通い始めた地元の小さな英語塾(英語が好きな主婦)からスタートしましたが、真っ先に学習した内容が発音記号でした。
「ア」の発音が出てくる単語を並べられ、その下に発音記号を書いていく練習もしました。
文法を覚える前に、発音記号はバッチリ習得していたと思います。
発音の違いをかなり意識しながら発音することが、楽しかった記憶がありますね。
とにかく私は歌が好きでした。頭というよりも、なんとなくサウンドから全てが入ってきていた
ような気がします。
その塾は週一回あり、必ず暗唱暗記テストがありました。その日に学習した教科書の一部分を、次の週に暗唱暗記テストするんです。因みに、学校で使用する教科書は、CROWN、塾ではHORIZONを使っていました。理由は先生いわく、HORIZONの方がレベルが高いし、学校と同じものをやると退屈だから・・・ということでした。
塾の先生の教え方の方がわかりやすく、楽しかったので、学校の授業がかなり退屈だった記憶があります。とにかく、暗唱暗記の習慣はよかったですね。
浪人生の一年間だけ、毎朝ラジオのやさしいビジネス英語を聞いていました。さすがに暗唱暗記はしませんでしたが、同じダイアログを5回は音読していたと思います。
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私は英語に関しては初学者ですが、毎回先生のブログを楽しく拝見させて頂いております。これからも先生のペースで続けていってください。
追伸:読者のみなさんは英語上級者が多いと思われますが、私を含めた初学者がどのように勉強を進めていったらよいか、今後ブログの中でご指南頂けたらうれしいです。
[返信]
コメントありがとうございます。初学者向けの記事ということでは、左サイドバーの「カテゴリー」中、「スピーキング/リスニング」と「英語学習法」の項で取りあげているものなどが役立つと思います。何であれ、音からスタートするのが大事だと感じています。特に会話はそうです。ですから、スクリピトを買ってから、その映画のビデオを借りるという方法もあることでしょう。
また、同じく左サイドバーの下の方、「英語の使い手たちに学ぶ」の中の meggy's journalを初めとする先輩学習者のブログを通じて、こつこつ勉強を進めている様子をつかむことも、いろいろとヒントが得られていいのではないでしょうか。