2006年4月28日
(続)NOとNOTの使いわけ
★ NOTの使い方
NOTは、
She doesn't have any work skills.(彼女は仕事で使えるような能力を持っていない)のように、動詞で言っていることを否定する道具です。この点、NO が名詞が表しているモノ・コトを否定し、
She has no work skills.(意味は前のセンテンスと同じです)
というふうに使われるのと対照的です。
このように否定されるものが名詞のときは NO を使い、それが動詞のときは NOT というのがルールですから、「うちの息子はフルタイムでは働いていない=パートの仕事をしている」と言いたい場合、以下のような間違いをしないように気をつける必要があります。
* My son no works full time.
動詞を否定するときの道具は NOT ですから、この場合は、He doesn't work full time.という言い方をすることになります。
この NOT の使い方は基本中の基本ですから、ビギナーの方は是非ともマスターしておく必要があります。その場合のポイントは二つです。一つは、BE動詞その他の助動詞を一緒に使うケースであるかを見きわめ、BE動詞などが登場しないなら、その代役としてのDOを入れて使うということであり、もう一つは、不定詞を使うときは、I told you not to be late.(遅れないようにと言ったでしょうが)と、to 不定詞の前に入れるということです。
A. BE動詞その他の助動詞を使う時の NO
例えば、「新たな施設は年内に完成する予定になっていない」ということを言いたい場合は、BE動詞のすぐあとに NOT を入れます。つまり、
⇒ The new facility is not scheduled to be completed within this year.
となります。HAVEといったBE動詞以外の助動詞を使うときも理屈は同じで、その助動詞のあとに NOT を入れます。例えば、現在完了形を使って「まだ販売目標を達成していない」と言いたいなら、
⇒ We haven't met the sales target yet.
となります。(なお、話し言葉では、通常、we have は we've と省略します)
この場合、重要なポイントがあります。助動詞が would have などのように、二つ以上の要素から成っているときは、最初の要素のすぐあとに NOT を入れるということです。例えば、「彼の協力がなかったら、期限に間に合わなかっただろう」と言いたい場合は、
⇒ Without his help, we wouldn't have met the deadline.
となります。* we would have not met the deadline にはならないということです。
念のため、こういった使い方をするBE動詞その他の助動詞をまとめておくと、以下のようになります。
am not +動詞
is not +動詞
are not +動詞
was not+動詞
were not+動詞
have not+動詞
has not+動詞
had not+動詞
shall not+動詞
won't (=will not) +動詞
shouldn't +動詞
wouldn't +動詞
can't +動詞
couldn't +動詞
may not +動詞
might not +動詞
must not +動詞
ought not +動詞
need not+動詞
B. BE動詞その他の助動詞がない時の NO
BE動詞その他の助動詞が出てこないセンテンスの場合は、DOを足した上で、その DO のすぐうしろに NOT を入れるという手順になります。例えば、「個人客向けには数量割引はいたしません」と言いたい場合、肯定文でそれを言えば、 We offer volume discounts to individual customers. となるわけで、BE動詞その他の助動詞が出てきませんから、以下のように DO を足してから、そのあとに NOT を続けます。
⇒ We don't offer volume discounts to individual customers.
C. 不定詞とNO
To 不定詞を否定する場合は、その前に NOT を入れます。例えば、予め文書の文言をいじってくれるなと注意してあったのに、誰かがそれをやったとすれば、こういう言い方をすることでしょう。
⇒ Why did you change the wording? I specifically told you not to do that.(どうしてまた文言を変えたりしたんですか。わざわざ、そういったことはするなと言っておいたでしょうが)
このように NOT が入る位置は to 不定詞の直前です。おまけで、もう一つ例を挙げておきましょう。「彼女には飲み過ぎるなと言ったんだよ」といったことを人に伝える場合は、
⇒ I told her not to drink too much.
になります。
.
.


これで、NOとNOTの使いわけはすっきりおわかりになったかと思います。人気ブログランキングに参加しておりますので、よろしかったら、応援の一票をお願いします。おかげさまで、27日現在、第三位につけております。人気blogランキングへ
- [英語]
- Comments (0)
- Trackbacks (0)
Trackbacks
Trackback URL:
