2006年5月 2日
MYとMINE、YOUとYOURSなど(英語の落とし穴の10)
My 何とかを一語で言えば、mine という形になり、your 何とかを一語で言うときは yours にするというルールが頭にはいっていないと、「これは彼女がやった仕事かい、それとも君のかい?」と尋ねているつもりで、こう言ってしまいます。
* Is this her work, or is it your?
正しくは、Is this her work or yours? です。
Mine など Yours だ英文法の本だけでしか見ないような感じもしますが、実際はおおいに使われており、例えば、毎日巨額の取引をしている、為替ディーラーたちは、この世界の公用語である英語を使いながら、毎日、「買った!」「売った!」を Mine! Yours! とやっているのです。
ここで改めてルールを確認しておきますと、名詞と組み合わせて使うときはMY, YOUR, HIS, HER, OUR, YOUR, THEIRという格好で使うものが、単独で使うときはMINE, YOURS, HIS, HERS, OURS, YOURS, THEIRSになります。つまり
That's my book. → It's mine.
That's your book. → It's yours.
That's his book. → It's his.
That's our book. → It's ours.
That's your book. → It's yours.
That's their book. → It's theirs.
こうやって左右のパターンを比べると、HISの場合だけ、It's his book.が、It's his.という具合に形が変わらないことがわかります。しかし、他の場合は少しずつ形が違うので、おぼえて使い分けなければなりません。
あとこの使いわけに関してはポイントがもう二つあります。
ポイント1: MINE, YOURS, HIS, HERS, OURS, YOURS, THEIRSは単独で使うときの格好ですから、うしろに名詞が続くときは使えません。例えば、「太郎の新車は見たけれど、彼女のはまだだ」と言いたいとして、こうなります。
NOT We saw Taro's new car, but not hers car. BUT We saw Taro's new car, but not hers.
ポイント2: MYに対応するものとしてはMINEが、YOUにはYOURSが、HEにはHIS、SHEにはHERSが対応していますが、ITに対応するITSというものは実際上存在しません。
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