2007年9月18日
(47) ビギナー向け英単語検定
ビギナー向け英単語検定の第47回です。
きょう出てくる単語の中で一番やっかいなのは名詞のdoubtなので、ありがちな間違いを念頭にちょっとまとめておきます。
(1)doubt + that か doubt + whether
「おそらくこうに違いない」といったことを言うときは、There is little doubt that Mr. Fukuda will be elected Prime Minister. (福田氏が総理大臣に選出されるのはほぼ間違いない)に見られるとおり、doubt に続くのは that 節です。
「どうなんだろうか」という疑念ないし不確実性を言うときは、There is considerable doubt as to whether Mr. Aso will be elected Prime Minister. (麻生氏が総理大臣に選出されるかについては、かなりの疑問がある)のように、whether で続けます。
つまり、「そうに違いない」というポジティブな見通しのときは、thatを使い、「そうだろうか」とネガティブなスタンスのときは、whether です。ですから、果たして彼女は適任だろうかといったことを言うときは、ネガティブな話ですから、I doubt whether she's qualified for the job. になります。
(2)no doubt vs without (a) doubt
No doubt は I suppose, probably 程度の言い方ですから、「18時間のフライトじゃあ、さぞやお疲れでしょう」と相手に言うときは、Without (a) doubt you're tired from the 18-hour flight. と言うよりは、No doubt you're tired from the 18-hour flight. と言う方が普通です。
(3)have no doubt ABOUT/OF something
何々につき、心配はしていない、信頼をおいている、と言いたい場合の前置詞は about かof です。「彼女の能力に関しては心配してない」と言いたいなら、I have no doubt about/of her ability. です。よくある間違いは、have no doubt for his...なんとか、と、for を使う例です。
(4)可算、不可算等
Doubt は可算だったり、不可算だったり、はては、常に複数形と、非常にややこしいので、以下の定型的な言い方をまるおぼえしてしまうのが賢明です。
doubts about the future course of the government's policy (政府の方針の行方に対する疑念) ← こういう「不確実さ」を言うときは基本的に複数形です。
raise doubts(疑問を投げかける) ← もっぱら複数形です。
grave doubts/ serious doubts (深刻な懸念) ← もっぱら複数形です。
have my doubts about something (何かを疑問視している)← have my に続けるときは、ともかく成句として複数形です。
beyond doubt (疑いようもなく)← 不可算です。
cast doubt on something (何かに疑問を投げかける、疑念が生じる)← 不可算です。
I'm in doubt about something. (何かにつき疑念を抱いている、疑問が残っている)。← 不可算です。
以下の二つはどちらがどうだと言えない感じです。つまり、不定冠詞があったりなかったりですが、どちらも等しく通用しています。
beyond (a) reasonable doubt (合理的疑いを残さない程度に)
without (a) doubt (間違いなく、確実に)
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