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日向清人のビジネス英語雑記帳:スペースアルク
 

2008年10月 1日

(上)なぜ英会話ができないのか−−会話特有のスキルを考える

「上げ潮を実現する英語教育」という先日の記事では「英語が使える日本人」とか「英語でコミュニケーションができる」といったことを言いながら、一体何をもって「英語が使える」とし、「英語でコミュニケーションができる」とするのかという問いに答えないままで話を進めるので、努力の対象が明確にされずじまいで、だから英語教育はさっぱり効果をあげないのだという話をしました。

その中で、単語と文法がわかっていれば英語ができるという誤解があり、英語でコミュニケーションができるようになるためには、さらに、きちんと話を組み立て、その状況にあった適切な言い方を選べる能力も必要だと説明しましたが、このことは当然、会話にも当てはまります。

[単語と文法だけじゃ駄目だよという見方は英語研究者の間ではいわば通説となっていますが、このあたりを最近出た白井恭弘著『外国語学習の科学』(岩波新書)が実によくまとめています。つまり英語を教えまたは学ぼうとする人々が知っていてしかるべき研究成果があますところなく、かつ、簡潔にまとめられている上、そういった成果を踏まえての効果的学習法まで解説しているのです。強くお勧めします]

みなさんのまわりにも、私のまわりにもひどく文法に詳しく、単語もやたらよく知っており、難なく英字新聞やら雑誌を読みこなしているのに、実際の英会話となると、何か今ひとつで、「おやっ」と思ってしまう人がけっこういるはずです。これこそ単語と文法だけでは英会話はこなせないいい証拠です。

英語のことをよく知っているのに会話となると今イチという人に共通しているのは実際の英会話の経験がないか、少ないために、英会話がどういうものかわかっていないということでしょう。

今回はこういう視点から英会話とはなんぞやということを書き、既に単語や文法ができる人が最後の壁を乗り越えるのをお手伝いできればと思います。

★ 会話ではフレーズがはしょられる

まず、基本的に英語ができる人が陥るのが、すべてフルセンテンスで語ろうとする失敗です。海外TVドラマでの会話、あるいはペーパーバックに出てくる会話をじっくり観察すればわかりますが、いずれも主語述語のそろっていない「端切れ」的フレーズがたくさん出てきます。

例えば、「言えてるね、そのとおり」という意味の You're telling me. を使うとしましょう。教科書どおりで行けば、こうなります。

A: This is so boring. なんて退屈なんだ。
B: You're telling me. 本当だよな。

しかし、実際には、

A: This is so boring. B: Yeah, [you're] telling me.

だったりするものです。

オフィスの会話でも事情は同じですので、『即戦力がつくビジネス英会話』(DHC) の Lesson 2 では、Have you seen her lately?が Seen her lately? のように「疑問文ではbe動詞/助動詞+主語(代名詞)をカット」し、また、I thought as much が Thought as much. になるという具合に、「疑問文ではない普通の文では、主語やthere isがよくカット」されるという、この手の省略に際してのルールを紹介しました。

この点、誤解の一因は、新聞や雑誌に引用される人のコメントです。あの手のものは、実際にはもっと不完全なセンテンスだらけなのに、編集段階では手が入って、足らない部分が補充され、まるでスピーチかのようなきちんとなっています。それなのに、会話の経験がない人だと、英語は話し言葉でも全部きちんとフルセンテンスでまとめなければいけないかのような錯覚に陥ってしまい、自分で話すときも、一所懸命フルセンテンスを並べ、結果としてぎごちなくなってしまうようです。

★ lexical bundles というツール

英会話では、会話を円滑に進めるための lexical bundles というものが頻出します。この lexical bundle というのは、I don't want to..., I don't know about you but I... のように、常に同じ形で使われるひとかたまりの単語のセットであり、IT関係で言うモジュール(接合部が規格化・標準化されており、容易に追加できるようになっている、ひとまとまりの機能を持った部品)と似ているので、ここでは「モジュール」と呼ぶことにします。

ともかく、このモジュール、普通の会話をするのに不可欠のツールです。会話自体は単語数で言えば、2,000単語も使えれば十分会話はできるというのが研究者の間の通説になっていますが、単語力だけでは用が足りず、簡単な単語が組み合わさったモジュールを知っていることが会話のスキルとして要求されるのです。

一例として、Innovations というモジュールを重視した最新の英会話用教科書の一節をご覧ください。下線部がモジュールです。

A: Hello. Is this seat free?
B: Yes. Go ahead. Sit down.
A: Are you going to Glasgow?
B: Yes.
A: Me too.
B: Where are you from?
A: Germany.
B: Oh right. How long have you been here?
A: Not very long. I arrived in London last Thursday.
B: Your English is very good.
A: Thanks.
B: So, what are you doing here? Is it business or pleasure?
A: Business, really. I work for an export company.
B: Oh right. Do you enjoy it?
A: Yes, it's OK. I like travelling, so that's good.

計80単語のこのやりとりのうち、何と4割近くがモジュールで占められています。いかにモジュールが会話の中でものを言うかがよくわかります。研究者たちの報告に基づいてこの種のモジュールが会話の中で占める割合を調べると、高く見る人で6割、控えめでも3割と、ともかく大きなウェイトを占めているのは確かです。ところが、これほど大事なツールなのに、系統的に教わるようなことはまずなく、実際の経験の中から学びとるほかないのが実際です。

一方、ひとくちにモジュールと言っても、いろいろな種類があるわけで、例えば、会話では互いに順番をきちんと守る一方、自分の順番が来たときには、これから話を切り出しますよという合図をするための一群のモジュールというものがあります。上で出てくる、

Where are you from?

So, what are you doing here?

などティピカルです。

この他、既にある程度話をしているところで、新たな話題を振るためのモジュールとして、

Did I tell you that I...(私が・・・だというの、お話したことがありましたっけ?)

というものがあります。例えば、「大手術をしたことがあるってお話ししましたっけ」と言いたいなら、こうなります。

Did I tell you that I once had a major surgery.

これなど、単語を一つずつ取り上げていけば、普通の日本人なら誰でもわかるやさしいものばかりですが、自分でぱっと作れるものではありません。誰かが言い出していつのまにか定着してそのままの形で繰り返し使われているのです。いかによく使われているかを確認するためネットでフレーズ検索すると、ヒット数は60万件が超えます。それほど「ポピュラーな」言い回しで、聞いている相手も、Did I tell...まで聞いたところで、「ああ、何か新しい話を出すんだ」と心づもりもでき、コミュニケーションを円滑に進めるという意味でもおおいに役立っています。

ところが、意外なことに結構、基礎英語力のある人でもこういう会話独特のツールの在庫がない人は、唐突に

I once had a major surgery, you know.

などと切り出すのが普通です。しかし、これが問題です。なるほど単語や文法という意味では何ら文句のつけようがないのですが、「会話を組み立てる」という視点から言えば、いきなり一つの statement を突きつけるというのは普通ではないからです。

つづく



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Comments

白井先生

私の残したMichael McCarthyに関するコメントに反応していただけて、大変光栄です。『外国語学習の科学』(岩波新書)、今アマゾンで注文しました。語学学習は単語と文法だけではないという見解、強く共鳴いたします。

Michael McCarthy教授とCornell大学でご一緒でいらっしゃいましたか。私は11月初めのJALTの大会で彼のWorkshopに参加し、大変面白く有益な話を聞くことが出来ました。中でもSpoken fluencyに関する話は、興味深いものでした。彼曰く、会話は初めの発話以外、すべて相手が言ったことへの返答である、それでturn constructionが重要である、その際、まず相手の言ったことに反応してから自分の言いたいことを言うのが決まりになっている、会話を円滑に進めるのはjoint responsibilityである、turn takingがスムーズに出来ると会話が円滑に進み流暢に聞こえる、それにはsmall words(well, right, actuallyなど)とready-made chunksが有用で、それらに焦点を当てたturn takingの練習を学習者にさせるべきではということでした。彼はその考えに則り、Touch Stoneという英語学習のコースブックをCambridge University Pressから出していますが、どうも日本(および東アジア全域)では受けがよくないと言うことです。それはなぜかと言う話が小グループの質問セッションで上がったんですが、日本人は英語学習を単語と文法の習得として捉え、コミュニケーションを軽視しているからではないかという結論に達しました。ちなみにTouch Stoneは中南米では人気だそうです。
「彼の研究はまさに単語と文法だけではだめだということを立証しています。」というのは、彼のWorkshopを通じて強く感じました。自分のスペイン語学習の例を出し、その点を強調されていました。彼はケンブリッジ大学でスペイン語を学んでいるとき、スペインに行く機会があり、現地で会話が出来なくて困ったそうです。文法と語彙の知識は豊富なのにスペイン語でコミュニケーションが取れないと状況に遭遇し、何かが違うと気づき、それがSpoken fluencyの研究に続いているというようなお話でした。日本の英語教育は入学試験と検定試験中心に回っていますが、学習者の方々が「単語と文法だけではだめ」と言うことに気づき、円滑なコミュニケーションを図るためのスキルにもっと目を向けるべきだと感じております。

日向先生

横スレで失礼致します。このコメント欄を通じて、白井先生からメッセージをいただけたことを大変うれしく思います。ありがとうございました。

神崎様
Michael MaCarthy はCornell にいたとき、同僚でした。すごくいい人で、いっしょにハイキングなどに行きました。お話する機会があればよろしくお伝えください。彼の研究はまさに単語と文法だけではだめだということを立証しています。

[返信]

神崎さんがこのコメントを目にされずじまいということもあるでしょうから、ご本人に伝達しておきます。

白井です。返信、またポジティブなコメントありがとうございました。今、続編で考えているのは、「実践編」です。今回はSLAの教科書として使えるものをということを最優先したので、そのような章立てになっていますが、次回は、スキル別、習熟度別、項目別などを考えています。新しい研究もどんどん出て来ています。

あ、うしさん、買っていただいてありがとうございます(笑)うし=cow?

[返信]

こちらこそ、またお越しくださり、お礼申しあげます。

習熟度別のガイドラインとしては、independent user レベルに必要な単語やら文法事項を明示しているTrimらの Threshold 、特に学校向けに編集されたバージョンが好きです。そこから、CEFRの各レベルごとにおさえるべき事項がわかれば便利との思いが募り、B1レベルでの必須language functionsは何かを考えるようにもなりました。そこで、目下、英語版、スペイン語版、ドイツ語版など9ヶ国語版のプロデュースをしたりしています。(これの[外国語としての]日本語版を日本語教育の専門家に頼みたいのですが、なかなかうまく行きません)

いずれにしろ将来、こういうものから、必要な単語や文法をいわば「逆算」できるのではないかと楽しみにしています。

あっ・・。
この記事読んで、
「外国語学習の科学」・・買っちゃいました・・。

[返信]

学習者が知っておく価値のある研究成果がすべて盛り込んであり、損のない買い物だと請け合います。

ピッツバーグ大学の白井恭弘です。「外国語学習の科学」を紹介していただき、ありがとうございます。単語と文法だけでは、単語と文法のつなぎ方にかかわる多くの制限が身に付かないということに気がつかない学習者が多いので、その理論的背景なども含めて書きました。うまく一般の読者に伝わるようにかけているといいですが。

[返信]

著者ご本人からコメントを寄せていただき、恐縮です。英語教育/学習に携わっている者なら誰しも触れていて然るべき知見の総まとめで、実にいい本だと思います。

「一般の読者にうまく伝わっているだろうか」と謙遜されていますが、議論のある話についての公平な判定ぶりに余裕というか見識が感じられ、また、研究者にありがちな漢語偏重の悪文と対照的に、話し言葉に近い筆致で、僭越ながら、内容的にも形式的にも大変読みやすいと感じました。これで伝わらなかったら読者の方が悪いと言うべきでしょう。

なお、もっと類書があってもいいのに、見るべきものがないのはなぜだろうと不思議に思っています。

(続)外国語学習の科学、期待しています。是非!

Thank you for your comment. I'm very glad that we could communicate via mutual blog. To be honest I slightly suspected the blog things, kind of shadowy and we may say whatever without responsibility, not to face real emotion. And why I'm writing a blog, there is a secret of it:) I'm writing my blog in order to achieve own intimate commitment. So I'm very happy that if you had positive impression about my JAPANESE! writing. Indeed the most difficult for me now is JAPANESE!

[返信]

Thank you for responding to my comment, Brenda-san. Talking of emotion, seldom does my blog have any emotive elements, so I feel that our blogs offer a nice contrast.

I totally agree with you. I think the best way to learn languages is TO USE:) I don't like learning but without going any language school, I now speak 4 languages. I caught each single word step by step like a baby and now I naturally understand, speak and write, not perfect but very well. It takes time however after all you can speak without any hesitation this is very important. When it comes to Japanese people, this is my opinion but their mentality definitely disturb the progress, even they hesitate to speak in Japanese because somehow people wouldn't allow you to make mistake. The most ridiculous thing is that people are carefully watching at you what mistake you are going to make thought they are not as fluent as you. Inferiors are more attentive for your mistake.

[返信]

Thank you for posting a comment on this blog. I almost mistook your comment entry for a spam as I seldom receive responses to my blog in English. Good thing I managed to recover your concise yet insightful comments from the spam filter.

読者のみなさん、Brenda さんのブログ「ピアニストのヨーロッパ雑記帳」は日本語です。しかも、ヨーロッパを中心に活躍されているプロのピアニストの方。同じく雑記帳と銘打っていても、こちらと違って文化の香りがします。

先生いつも楽しく拝見しております。

先生が今回ご説明されたモジュールは、以前触れられたコロケーションとは別のものなのでしょうか?初心者なもので少し混乱しております。よろしければ両者の違いをご説明いただければ幸いです。

これからも楽しくてためになるコラム、期待しております。

[返信]

コロケーションは、「強い風」なら heavy wind のような単語どうしの相性というのか、決まりきった単語どうしの「組み合わせ」ですが、ここで言うモジュールは、最初からいくつかの単語が「ひとかたまり」になって使われるもので、それに何か言葉を継ぎ足していくことになります。

日向先生、いつも有意義な記事をありがとうございます。
私も先日から『外国語学習の科学』を読みはじめ、もう少しで読了するところです。
今回の先生の記事と共に、英語学習者の究極のゴールでもある“使える英語”の習得法は、とても奥深いものだと改めて感じさせられています。

[返信]

これは大事なことが書いてあると思った本は二度読むクセがあるのですが、『外国語学習の科学』、実にいい本で、今、読み返しているところです。これまで見聞きしてきたことを代わりにノートにしてくれたような本で実に気が利いています。しかし、もっと類書があってしかるべきなのに、それがないのは英語教育関係者が不勉強なのではないか、あるいは、時代遅れの授業研究会などで忙しく、こういう根本問題に向き合い、最新の知見に触れることを怠っているのではないかとあらぬことを考えてしまいます。

日向先生、こんにちは。
いつもためになる記事をありがとうございます。さらには、上のコメント欄で拙ブログについて言及していただき、誠にありがとうございます。日向先生にそのように言っていただけること、光栄の極みでございます。

日向先生のご説明どおり、「なるほどこんな感じで使うのか」というのを知るのに、ドラマのセリフは有効ですよね。その言葉のニュアンスを言葉でいろいろ説明してもらうより、「実際に使っている現場を見る」のが一番なのだろうと思います。覚えた言葉を使えるかどうかは、その言葉の「使いどころ」を知っているかどうか、にかかっていると思います。

la dolce vita さんが例に出された You know what? などはフレンズでも頻出で、相手の注意を引くフレーズとしてとても便利ですよね。

日向先生のお言葉にある「相手に心づもりをさせ、コミュニケーションを円滑に進める」、「これから行くよ!」と合図するしきたりがある」という点にも納得です。唐突にならないために、これからどういう話の展開になっていくのかを相手にある程度予想させることが、スムーズな会話には必要ですよね。

Did I tell you that... で文章を始める、という話からは少々ずれるのですが、「相手に心づもりをさせる」ことについて思ったことを。

フレンズは友達同士の会話なので、結構ズケズケと遠慮なくものを言っているように見えるのですが、それでも、No offense, but... 「悪気はないけれど」とか、とか、you're probably not gonna want to hear this, but 「多分、お前はこんなこと聞きたくないだろうと思うけど」のような「合図」を入れることも忘れていません。次にあまり好ましくない内容が続くことを示唆した上で、はっきりと言いたいことを言う、というのもコミュニケーションにおけるテクニックの一つですよね。

つづきの記事も楽しみにしています!

[返信]

さすが、フレンズご専門とあって、「フレンズは友達同士の会話なので、結構ズケズケと遠慮なくものを言っている」というご観察、そのとおりだと感じました。ざっと Rach さんのブログでフレンズ流会話のあれこれを見たのですが、他人行儀と言うのか、May I venture to say 的なかしこまった感じの lexical bundleはあまり見ないですね。

それはともかく、フレンズの会話は lexical bundle の宝庫ですから、二冊目の著作は、Now... Okay... Right といった discourse marker を含めて取り上げてみたらどうなんだろうと勝手な期待を寄せてしまいます。

日向先生

いつも英語学習に役立つ記事をありがとうございます。lexical bundlesは私自身、とても興味があります。先生の仰るとおり、単体の語ではなく、語のセットを知っていることがコミュニケーションを円滑に行う鍵になると思います。

つい先日、JALTの月刊誌、The Language Teacherを読んでいて知ったのですが、Michael McCarthyというイギリスのcorpus linguistが今月の終わりにJALT 2008のために来日します。彼はProfiling spoken fluencyというタイトルでスピーチをすることになっており、その中でlexical bundles/ready-made chunksの重要性についても話すと思います。ご興味ありますでしょうか。下のリンク先はThe Language TeacherのPre-Conference Special Issueですが、32ページにMichael McCarthyの記事があります。
http://www.jalt-publications.org/archive/tlt/2008/07_2008TLT.pdf

以上、JALTのお知らせでした。

[返信]

有益情報ありがとうございます。すごく気になります。時間の許す限り、行きたいものです。

The Language Teacher 、以前サンプルを何部かもらったのですが、大家が出てこない代わりに斬新でおもしろいですよね。必ず一冊に一個はいいことが書いてあると感じました。

>ところが、意外なことに結構、基礎英語力のある人でもこういう会話独特のツールの在庫がない人は、唐突に
>I once had a major surgery, you know.
>などと切り出すのが普通です。

これ、私もよくやってしまいます。
話し始めた途端に聞き返されることが多かったので、発音のせいかと思っていましたが(そして、聞き返すくせにちゃんと聞いてたりしたので、「聞き返す前に最後まで聞かんかい!」と思っていたりしました)、突然主文から入っていたのが問題だったのだと気づきました。

便利なのは、
The thing is... (One of the things is...)
I was thinking...
You know what?
That reminded me...
などです。

この始まり自体に意味はほとんどないですが、ちゃんと後の話を聞いてもらえます。
他にもぜひ定型句を教えてください。

[返信]

こんにちは。うーん、la dolce vita さんのような方からこのようなコメント、ちょっと意外です。

でも、挙げられたフレーズ、使いでのあるYou know what? (これってなぜかイギリス人またはイギリス英語を話す人ってあまり使わない感じがしません?)を初め、どれも会話の中で頻出しますよね。こういったものをどう整理してお見せしようかと思案中です。頑張ります。

「この始まり自体に意味はほとんどないですが」というくだり、思わず笑ってしまいましたが、ほんとうにそうですよね。意味はほとんどないのに、「これから行くよ!」と合図するしきたりがあるわけで、会話というのは考えてみると、意外に奥が深く、おもしろいものだと思っています。

こんにちは。今日のブログの続きが楽しみです。

TOEICの点数は取れるのに会話になると話せない社会人の1人です。

英会話のラジオやCDを聞いていますが、なかなか思うようには話せません。ラジオ講座など日ごとに内容が新しくなりすべて覚えるのは無理です。どういう学習をしたらいいのか悩んでいます。最近音読が推奨され、トライしていますが、覚えの悪くなった頭では、ざるで水を汲んでいるような感じがしています。効果的な勉強法はあるのでしょうか?ぜひ、ご教示ください。

[返信]

コメントありがとうございます。今回の記事では、学習対象である「英会話」の姿を確かめることで、秋風さんのような方のお役に立てればとおもっています。

これをやれと言うよりも、目のつけどころをご案内できればというつもりで書いています。あとは、ペーパーバックやTVドラマのDVD、たとえば、いつも人気ブログランキングの上位に入っている「シットコムで笑え!フレンズ英語攻略ガイド」での会話例を観察しながら、なるほどこんな感じで使うのかとあたまの中で「リハーサル」していくことでしょう。

あと、文中で紹介しました岩波新書は、キワモノに惑わされることなく、オーソドックスで効果が確かめられている方法で学習を進めるの役立つ本ですので、あわせて活用されるといいのではないでしょうか。

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