2009年1月 8日
即効ビジネス英会話第7回:徹底解説
即効ビジネス英会話の徹底解説をお届けします。
第7回 来客の応対⇒空港からホテルへ その1
【状況】
ホテルまでの移動中、来客に旅の様子を聞いてみましょう。1つめはフライトがどうだったか、2つめは旅行に要した時間について聞いています。
★今回の英文1
A: How was the flight?
B: It was fine, thank you.
★今回の英文2
A: How long was your trip?
B: It took about 18 hours.
A: フライトはどうでしたか。 How was the flight? B: おかげさまで,快適でした。 It was fine, thank you.
(a) How was X?という聞き方
人に、YES/NOで答えられないようなこと、つまり「Xはどうでしたか?」「Xのご感想は?」ということを聞きたい場合、How was X?という形式で質問をします。
例えば映画の感想を聞きたいのであれば、How was the film?というふうに聞きます。これは、What was X like?と言い換えることができます。そこで上のHow was your flight?も、What was the flight like? Did you enjoy it or not?と言い換えることができます。
そして、このように感想を求めるセンテンスであり、従ってenjoyという動詞を使えることの延長線上で、How did you enjoy the flight? あるいは How did you like the flight? という聞き方もできることになります。
なおこの例文は過去のできごとについての感想を求めていますが、how は「現在」の相手の様子を漠然と尋ねるときにもよく使われます。How are things? またはHow's things?(どうしてますか?)How's work?(仕事、どうですか?)
(b) How was the flight?と聞かれた方の返事のしかた
聞かれた方の答え方は以下のとおり「よかったよ」というものから「ひどい目にあいました」まで様々なものがありえます。
It was just fine.(問題なしで、結構でした)
It was awful.(ひどいものでした)
この場合、以下のように乱気流にあった等理由を説明するのが普通です。これは英会話における暗黙の掟としてけっこう重要なポイントなのですが、相手にとり「想定の範囲内」のありきたりの返事でない場合は、何かしら補足説明するのが普通です。ですから、It was awful. で終わらせず、以下のように、「いや、乱気流に巻き込まれてしまいましてね」と事情を説明するわけです。
We ran into some air pockets.(何度かエアポケットにはいっちゃいましてね)
We encountered some turbulence.(乱気流にあってしまいました)
注意点が二つあります。一つは、乱気流に遭ってねという話をする場合は、自分独りだけの問題ではなく、乗客全員がそういう目にあうわけですから、I ではなく、We...とするのが自然です。もう一つは、air pocket は数えられ、従って複数形で使えるのに、turbulence は数えられないという点です。
A: 時間はどのくらいかかりましたか。 How long was your trip? B: 18時間ぐらいです。 It took about 18 hours.
(a) How long was your trip?という疑問文はどう作るのか?
このセンテンスをいったん、主語の次に動詞という普通のセンテンスに直して考えてみますと、Your trip was HOW LONG.となります。つまり、「あなたの旅行 → どのぐらいかかった」というセンテンスを起点に、「どのぐらいかかった」という程度に関する情報を聞き出そうというのですから、予定される答えはYes/Noでは足りません。
こういった場合は聞き出したい疑問の部分 HOW LONGを頭に置きます。次にBE動詞、そして主語(ここではyour trip)と続きます。そこで、How long + was(BE動詞)+ your trip(主語)+?と並べていくと設例の疑問文が完成します。
(b) 表記の問題として、18 hoursではなく、eighteen hoursとアルファベットで書き出すのとどう違うのか?
文芸方面のものは別ですが、一般にアメリカ式表記の主流は1-9までをスペルアウトし、10から先つまり二ケタになるところから先をアラビア数字で表します。
例えばウォールストリート・ジャーナルもニューヨーク・タイムズも数字の表記を注意して見ていますと、 one, two, three...nine, 10, 11, 12...というルールに従っています。従って設例のように10以上の数字の場合、アラビア数字で書くことになります。
おもしろいことに、イギリスの場合、例えばファイナンシャル・タイムズはtenまでアルファベットで書き出し、11以上がアラビア数字となっています。)
ところで、こうした数字の表記法に関する原則に対して、重要な例外があります。数字が文頭に来たときは、たとえ9以下の数字でもアルファベットで書き出すことになっているのです。
例えば、「11名の候補者を対象に面接が行われた」と書くとして、こうなります。
○ Eleven applicants were interviewed.
× 11 applicants were interviewed.
この表記のルールは厳格に守られており、どのビジネス・ライティングの本にも数字が文頭に来てしまったら、語順を変えてでも数字が文頭に来ないように工夫せよと書いてあるのが普通です。
上の11名の候補者の例では、Interviewed were 11 applicants.と倒置法で書くか、Eventually, 11 applicants were interviewed.という具合に「最終的に」といった適当な副詞を入れるという方法が考えられます。
厳格なルールではありますが、これは飽くまでセンテンスでの話ですから、プレゼンの資料のように箇条書きで情報が示されるときは、文頭にアラビア数字が来ても問題はありません。
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