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日向清人のビジネス英語雑記帳:スペースアルク
 

2011年3月16日

ニューヨークタイムズの語彙水準

福島原発問題をとりあげているニューヨーク・タイムズの記事、 Workers Strain to Retake Control After Blast and Fire at Japan Plant の語彙分布はどんなものだろうと思い、調べてみました。

どうも日本の新聞は、いわゆる5W1H優先なのか無味乾燥で、しかも「だから、何なの?」という後味の悪いものが多い感じです。特にこの2、3日は強くそう思います。それに対してNYTは構成がわかりやすいストーリーじたてになっており、その結果、何が起きているのか、どうしてなのかが頭に入りやすくなっています。そこで、こういうありがたい情報源から必要な情報を得るためにはどの程度の語彙力が必要なのかなと思った次第。

まずVocabprofilerを使って、この NYT の記事を分析すると、こういう結果が得られました。

NYT1.jpg

ご覧のとおり、General Service List (GSL) 上の基本単語2000で78.12%がまなかなわれており、これに Academic Word List (AWL) 上の570単語でカバーされている 7.58% を加えると、85.7%まで解読可能ということです。

オバマ大統領の就任演説は、GSL で88%、AWL で3.9% でしたから、Academic Word List からの単語の占める割合が 7.58% と高いのはやはり技術的性格が強い記事だからでしょう。

なお、以下の色分けされたものは、ブルーが GSL 上の頻出度 1-1000番内のもの、グリーンがGSLの頻出度 1001-2000番までのもので、黄色が AWL単語です。赤は「番外」つまり低頻出の難語や固有名詞などです。

NYT2.jpg

Comments

福島県民です。
海外の客観的報道のご紹介ありがとうございます。
また落ち着いて英語を学べる日が来ることを願っています。

[返信]

落ち着いて勉強できるようになる日が来るまで書き貯めるように努めます。がれきなども少しずつ取り除かれているようですし、早く普通の生活に戻れるよう祈っています。

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