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    <title>日向清人のビジネス英語雑記帳：スペースアルク</title>
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    <updated>2012-02-12T01:59:42Z</updated>
    <subtitle>「ビジネス英語辞書」や「ビジネス英語表現集」の監修者としておなじみの日向清人先生が、英語のこと、英語以外のことを思いつくままに書きつづる、雑録的ブログ。</subtitle>
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    <title>打ってはいけないカンマ、打つべきカンマ</title>
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    <published>2012-02-12T01:44:26Z</published>
    <updated>2012-02-12T01:59:42Z</updated>

    <summary>パンクチュエーションを説明した本などは、「ここにカンマを打て」という指南はしても...</summary>
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        <![CDATA[<p>パンクチュエーションを説明した本などは、「ここにカンマを打て」という指南はしても、あまりここにカンマを打つなという説明はしません。</p>

<p>I, like doughnuts.のような英語的にありえないカンマを見ることがあるのは、日本語の場合、主語のうしろに読点（「、」のこと）を打ったりするので、自己流で英語を書くひとは、ついつい、こういう余計なカンマを入れてしまうからでしょう。「そして」「しかし」に相当する andやbutのうしろにカンマを入れるのも同じ理由からと思われます。</p>

<p>この種の、いわば「とんでも」カンマは英語圏なら小学校の作文で是正されますから、おとな向けのパンキュチュエーション指南ではほとんど取り上げないのでしょう。</p>

<p>そこで、一般に文法書などで取り上げないけれど、ノンネイティブの英語学習者がついついやってしまうカンマの失敗例、それと、ついでに、打つべきカンマをまとめてみました。</p>]]>
        <![CDATA[<blockquote>打ってはいけないカンマ</blockquote>

<p>★　不可欠の情報の前後にカンマを打ってはいけない</p>

<p>X The conference, room on the second floor, is the largest. ◯ The conference room on the second floor is the largest. （二階にある会議室が一番大きい会議室だ）　☞  on the second floorというフレーズはどの会議室のことかを言うために不可欠の情報で、こういう場合は、カンマを入れてはいけません。</p>

<p>A) 主語のあとにカンマは打たない</p>

<p>X The boss, is almighty. We have no choice but to obey him. ◯  The boss is almighty. We have no choice but to obey him. (うちの上司が全権を握っています。われわれは従うほかに選択がない）☞ 日本語で書く場合、「彼は、」と主語のあとに読点を入れたりしますが、これは日本語の流儀であって、英語では主語のあとにカンマを打つことはありません。</p>

<p>B) 主語、動詞、目的語が二つある場合、間にカンマを打たない<br />
X John Doe, and Robert Roe embezzled funds from the company. ◯ X John Doe and Robert Roe embezzled funds from the company.（ジョン・ドーとロバート・ロウは会社の金を横領した）<br />
X The despotic CEO hired, and fired at his whim. ◯ The despotic CEO hired and fired at his whim.（その暴君のような社長は気まぐれで人を採用したり、クビにしたりした）<br />
X She loves eating steak, and mashed potatoes. ◯ She loves eating steak and mashed potatoes. </p>

<p>★　接続詞（and, butなど）のあとにカンマは打たない</p>

<p>X We went to a Russian restaurant but, we did not drink vodka. X We went to a Russian restaurant, but, we did not drink vodka.◯ We went to a Russian restaurant, but we did not drink vodka. （ロシア料理の店に行ったけれど、ウォッカは飲まなかった）☞ and, but, or, nor, so, yet, forなどの接続詞を使うときはその「前に」だけカンマを打ちます。</p>

<p>★　複数の要素を列挙する場合に、最後の要素のあとにカンマを打たない</p>

<p>X You need to submit an application form, an ID, and a proof of visa application fee payment, when you apply for a passport. ◯ X You need to submit an application form, an ID, and a proof of visa application fee payment when you apply for a passport. （パスポートの申請の際には、申請書、本人確認ができるもの、旅券発給手数料の納付を示す証印を提出することが必要だ）</p>

<p>★　前置詞（such asなど）のあとにカンマは打たない</p>

<p>In Tokyo, we plan to visit several landmarks, such as, the Tokyo Gate Bridge, Asakusa, and the Sky Tree. ◯ In Tokyo, we plan to visit several landmarks, such as the Tokyo Gate Bridge, Asakusa, and the Sky Tree. （東京では、東京ゲートブリッジ、浅草、スカイツリーといった観光名所をいくつかまわる予定だ）☞ such as は前置詞なので、その目的語との間にカンマを打つことはありません。</p>

<p>★　従属節の前にカンマは打たない</p>

<p>主節のあとに、理由や条件などを示す従属節（主語・述語動詞は備えているが単体では意味が不完全なセンテンス）を入れることがありますが、その場合、従属節の前にカンマは打ちません。</p>

<p>X He was late for the meeting, because he got stuck in a huge traffic jam. ◯ He was late for the meeting because he got stuck in a huge traffic jam.  （彼はとんでもない交通渋滞に巻き込まれ、その会議に遅刻した）☞ because以下のセンテンスは遅刻を説明する不可欠の情報であり、限定用法の副詞節なので、カンマは打たないという理屈になります。</p>

<blockquote>打つ必要のあるカンマ</blockquote>

<p>★　二つの独立したセンテンスを二つ続けて書くときは、間にカンマを入れる。</p>

<p>独立したセンテンス（主語・述語動詞が備わっており、単体で意味が通じるセンテンス）を二つ続けるときは、第一文の最後にカンマを打ってから、and, but, or, nor, so, yet, forのどれかを入れて書きます。英語は主語が大事なので、第二文の主語がすぐ目に入るようにするためのカンマです。なお、カンマだけ打って、こうした接続詞を省くと別種の誤用となるので、注意が必要です。</p>

<p>X I finished writing my first report but I have not started yet on the second report. ◯  I finished writing my first report but I have not started yet on the second report.（最初のレポートは書き終わったけれど、もうひとつの方にはまだ取りかかっていない）☞ 独立したセンテンスが二つでも、I like X but she likes Y. のように、短く、第二文がどこから始まるのか一目瞭然の場合は、通常、カンマを省略します。</p>

<p>［重要］</p>

<p>S + V, however/therefore/hence, S + V というふうに、howeverなどを単独で、あるいはカンマと組み合せても、二つのセンテンスをつなぐだけの力はないとされ、誤用例となります。</p>

<p>例えば、上のセンテンスをこう書くと誤用例という烙印をおされます。</p>

<p>× I finished writing my first report, however I have not started yet on the second report.</p>

<p>× I finished writing my first report however I have not started yet on the second report.</p>

<p>こういう場合、一番いい是正策は、二つ目のセンテンスを独立させて、こう書きなおすことです。</p>

<p>I finished writing my first report. However, I have not started yet on the second report.</p>]]>
    </content>
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    <title>ついand を使ってしまう人のために</title>
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    <published>2012-02-10T22:45:52Z</published>
    <updated>2012-02-11T00:30:02Z</updated>

    <summary>日本人がひとまとまりの英語を話そうとすると、たいていの人が and, so で話...</summary>
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        <category term="ライティング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/">
        <![CDATA[<p>日本人がひとまとまりの英語を話そうとすると、たいていの人が and, so で話を続けるもので、残念なことに子供っぽくなってしまいます。同じことが書き言葉でもあり、大抵の人が、and, so, but, because, when しか使いません。</p>

<p>ここでは and を取り上げて、簡単な改善策をご紹介します。一度、and でつながっているものをながめなおして、第二文が第一文との関係でどういうことを言っているのか、足しているのか、対比しているのかと内容を考えて、改めて、より適切な「つなぎ言葉」を入れるというアプローチです。</p>

<p>ライティングがずっと「様になり」ます。</p>]]>
        <![CDATA[<p>英作文に慣れないうちは漫然と and を使ってセンテンスをつないでしまうものです。この悪いクセを治すためには、その and がどういう意味なのかを考え直した上で、対応する別の「つなぎ言葉」と入れ替えることです。</p>

<p>［情報を足している場合］男の子を見た＋その子は足をひきずっていた</p>

<p> I saw a boy and he was limping.   →  I saw a boy who was limping.</p>

<p> ［対照的な様子を表している場合］女の子は雨でぬれていた＋男の子はぬれていなかった</p>

<p>She was wet by the rain, and the boy was not wet.  → She was wet by the rain. In contrast, the boy was not wet.</p>

<p>［因果関係を表している場合］傘がおちょこになった＋自分がずぶぬれになった</p>

<p>My umbrella got turned inside out and I got soaked to the skin.  → My umbrella got turned inside out. As a result, I got soaked to the skin. </p>

<p>［時間的な関係を表している場合］朝食を済ませた＋スーパーに行った</p>

<p>We had breakfast and we went to the supermarket.  → We had breakfast. Then we went to the supermarket. </p>

<p>☞ then は単独では二つのセンテンスをつなぐ力がないとされているので、...then we went とすることはできません。それをするなら and の力を借りて、breakfast, and then we went...とするほかありません。<br />
</p>]]>
    </content>
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    <title>不可算名詞とゼロ冠詞とsomeの関係</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2012/02/some.html" />
    <id>tag:eng.alc.co.jp,2012:/newsbiz/hinata//10.33534</id>

    <published>2012-02-10T01:13:57Z</published>
    <updated>2012-02-10T01:32:42Z</updated>

    <summary>なにせ姿が見えないだけに、意図的に冠詞をつけないという「ゼロ冠詞」は学習者向け文...</summary>
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        <category term="冠詞の使いわけ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/">
        <![CDATA[<p>なにせ姿が見えないだけに、意図的に冠詞をつけないという「ゼロ冠詞」は学習者向け文法書もあまり正面切って取り上げようとせず、「こういう場合は冠詞をつけない」といった形でお茶を濁して終わりです。</p>

<p>Cowanの The Teacher's Grammar of Englishは項目としてZero Articleを取り上げているものの、ゼロ冠詞が付く例を列挙して終わりという感じがします。</p>

<p>こうしたなか、手持ちの文法書で正面からゼロ冠詞を取り上げているのはGeoffrey Leech らのAn A-z of English Grammar & Usage。</p>]]>
        <![CDATA[<p>例えば、同じ不可算名詞をつかっていても、I like black coffee.という言い方はwhite coffeeじゃない方の「タイプ」のことで、I like some black coffee. はそのタイプを前提に一定量という意味であることを読み取れる説明をしてくれます。</p>

<p>続けて、</p>

<p>His father and grandfather were fishermen.</p>

<p>と、タイプを言っているので、some を使えない例を挙げ、</p>

<p>逆に、タイプが決まっていることを前提に言うときは some しか使えないとして、</p>

<p>They brought me some bread.</p>

<p>という例を挙げています。</p>

<p>この不可算名詞の場合に、そのタイプがわかっているなら、some を付けて使うというルールはけっこう実際に問題になるわけで、例えば、「新製品の資料を送ってください」と言いたい場合は、</p>

<p>Could you send me some information about your new product.</p>

<p>とする方が自然です。</p>

<p>なお、なぜsomeかというひとつの理由は some を入れることで、「情報を」と依頼するより、「何でも結構ですので、何らかの情報を」という感じになり、断定調を避けるためでもあるのですが、これはこれで重要なポイントです。</p>

<p>まとめに代えて言えば、不可算名詞を使う場合、ワインなのかビールなのかというタイプの選択を念頭に言うときは、ゼロ冠詞＋不可算名詞であり、some + 不可算名詞ではありません。</p>

<p>例えば、</p>

<p>X 　Shall we have "sake" or "shochu"? Oh, let's have some "shochu."</p>

<p>◯　Shall we have "sake" or "shochu"? Oh, let's have <strike>some</strike> "shochu."</p>

<p>これに対して、タイプは予め決まっており、量だけ決めていないという場合は、</p>

<p>X　Would you like wine?</p>

<p>◯  Would you like <u>some</u> wine?</p>

<p>というふうになります。</p>

<p>上の They brought me some bread. と同じことです。</p>]]>
    </content>
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    <title>見てくれが同じ冠詞の判別法</title>
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    <published>2012-02-09T01:21:00Z</published>
    <updated>2012-02-09T01:47:49Z</updated>

    <summary>Scot Thornburyという有名な英語教育の先生がご自分のブログで冠詞の使...</summary>
    <author>
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        <category term="冠詞の使いわけ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/">
        <![CDATA[<p>Scot Thornburyという有名な英語教育の先生がご自分のブログで<a href="http://scottthornbury.wordpress.com/2009/12/12/a-is-for-articles-1/">冠詞の使い分け</a>を説明してくれていますが、これに自分なりの判別法をご紹介して、みなさまの役に立てればと思いました。このアプローチは、Longman Dictionary of Contemporary English の古い版（大判のペーパーバックでした）に載っていた方法で、実際、使えます。</p>]]>
        <![CDATA[<p>★　不定冠詞が使われている例</p>

<p>下の例のとおり、見た目は同じですから、使い分けに苦労します。</p>

<p>A tiger will bite if provoked = any tiger (generic reference, and indefinite)</p>

<p>A tiger bit me when I provoked it = specific tiger, although indefinite.</p>

<p>でも、上で言う generic reference と specific reference は、各々 all X/any X、それと a certain Xと入れてみると、違いがわかります。</p>

<p> A tiger will bite if provoked.  →  All tigers/Any tiger will bite if provoked.  → generic</p>

<p>A tiger bit me when I provoked it.  → A certain tiger bit me when I provoked it. specific</p>

<p>同様に、</p>

<p>Is there a doctor on board? = any doctor, one of the class of doctors (generic, indefinite)</p>

<p>I sat next to a doctor on board. = a specific doctor (specific, indefinite)</p>

<p><br />
という例も、実質的にはall doctorsという意味ではありますが、one member of the class "doctor" ということであり、any doctor で通るならgeneric, そして one certain doctorなら specificという判別法が使えます。</p>

<p>Is there a doctor on board? → Is there any doctor on board?  → generic</p>

<p>I sat next to a doctor on board.  → I sat next to a certain doctor on board.  → specific ［ここでは any は入れようと思っても使えないのがポイントです。］</p>

<p>★　定冠詞の例</p>

<p>The tiger hunts by night and sleeps by day = generic, definite</p>

<p>The tiger bit me! = specific, definite.</p>

<p>という二例が挙がっていますが、これも以下のとおり、 All tigers で通れば generic、that tigerが通るなら specificという具合に判別できます。</p>

<p>The tiger hunts by night and sleeps by day.  → All tigers hunt by night and sleeps by day.  → generic</p>

<p>The tiger bit me!  → That tiger bit me!  → specific</p>

<p></p>

<p> なお記事の最後の方で、こう言っています。<br />
 <br />
In other words, you can't say the tigers to mean the class of tigers - a common learner error: *I like the cats. *The bananas are good for you, etc.</p>

<p>これは複数形の the Xs という言い方は、any and all という意味の（冠詞なしの）Xsから具体的に特定された部分を抜き出したときの言い方なので、総称として、the cats だとか the bananas という言い方は使えないよということです。</p>]]>
    </content>
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    <title>センテンスを短くするノウハウ</title>
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    <published>2012-02-08T08:31:23Z</published>
    <updated>2012-02-08T08:34:03Z</updated>

    <summary>今、書いている「即戦力がつく英文ライティング」の原稿から、その一部をご紹介します...</summary>
    <author>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/">
        <![CDATA[<p>今、書いている「即戦力がつく英文ライティング」の原稿から、その一部をご紹介します。</p>]]>
        <![CDATA[<p>★　重文を単文に<br />
「条件が満たされれば、返品を受理し、ただちに新品を発送します」X If all conditions are met, we will accept the returned product, and we will ship out a new item immediately. ○ If all conditions are met, we will accept the returned product and ship out a new item immediately.　注記　主語が共通で、二つの動詞を使う場合、２番目の動詞の前には普通、カンマを打ちません。</p>

<p>★　従属節をフレーズに<br />
「締め日に遅れることがないよう、15日前に請求書を提出してください」X Submit your invoices before the 15th so that you will not fail to meet the cutoff date. ○ Submit your invoices before the 15th to meet the cutoff date.</p>

<p>★　従属節を同格節に<br />
X John Smith, who is my brother-in-law, works for XYZ. O John Smith, my brother-in-law, works for XYZ.</p>

<p>★　従属節・フレーズを形容詞一語または副詞句に<br />
X We appreciate the constructive suggestions you sent us. ○ We appreciate your constructive suggestions.</p>

<p>X She spoke with confidence about her plans. ○ She spoke confidently about her plans.</p>

<p>★　無意味な語句を排除する<br />
(a) 無用の語句を削る：「その報告書は長大なものだった」 X The report was long in length. O The report was long. </p>

<p>(b) thereを使わないで済ます：「業績不振の企業を再建できる経営者は少ない」X There are few managers who are able to turn around a business that is failing. O Few managers are able to turn around a business that is failing.</p>

<p>(c) It を使わないで済ます：「期限どおりにこれを納品してもらうのが重要だ」X It is important that this is delivered on time. O This must be delivered on time.</p>

<p>(d) 名詞に続く that は省略する： 「調印した修正契約の存続期間は２年だ」X The renewed agreement that we signed runs for two years. O The renewed agreement we signed runs for two years.</p>

<p>(e) 動詞に続く that は省略する：「期限どおりの納品は必須です」X I think that timely delivery is essential. O I think timely delivery is essential. 注記: I think は断定的なもの言いを避けるための小道具ですから、本質的には要れる必要がありません。簡潔に書きたいときは、I think も落とした方がいいという例が多々あります。</p>

<p>(f) 動詞一語で言えるものを動詞＋名詞の組み合わせにしない：「彼は自分の外国語能力を高めようとしない」X He does not make an attempt to improve his language skills. O He does not try to improve his skills.</p>]]>
    </content>
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    <title>冠詞の誤用＝言語能力が水準以下＝駄目な学生／院生</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2012/02/post_836.html" />
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    <published>2012-02-06T05:57:15Z</published>
    <updated>2012-02-08T03:40:16Z</updated>

    <summary>学生や院生の書くものでの冠詞の使い方がいい加減なままだと、その人の言葉の運用能力...</summary>
    <author>
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    </author>
    
        <category term="冠詞の使いわけ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/">
        <![CDATA[<p>学生や院生の書くものでの冠詞の使い方がいい加減なままだと、その人の言葉の運用能力に対して疑問符がつけられ、さらには評価にはねっかえり、減点要因にもなりうるという話があります。</p>]]>
        <![CDATA[<p>ただし、飽くまでアカデミックライティングの世界の話です。しかも、冠詞の出来ない人と出来る人100人のグループを作って実証実験をやったというたぐいの話でもありません。そうは言っても、その方面の専門家の話としてひとつの見識を示しており、傾聴に値すると考えます。</p>

<p>Peter Masterが<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0346251X97000109">The English article system: Acquisition, function, and pedagogyという論文</a>で、本題は冠詞の使い分けの話ですが、傍論で考えさせることを言っています。</p>

<p>まず、冠詞の間違いは、話し言葉であれ書き言葉であれ、誤解の原因になるようなことは滅多になく、そのことがかえって学習者が熱心にこの分野を勉強しない一因となっていると指摘しています。</p>

<p>加えて、冠詞が学習プロセスの初期でとりあげられる文法事項であることから、冠詞のような基礎的な事項など自分はとっくに会得しているはずだという気になっている学習者／研究者も多いと、これまた興味深い指摘をしています。</p>

<p>その上で、Master 先生は、こんなふうに、冠詞をいい加減にしている人にとっての盲点を突いています。</p>

<p>...when students begin to write at a sophisticated level, as is required, for example, in academic work, article errors may undermine the author's integrity because they reveal an imperfect control of the language. Imperfect control may, consciously or unconsciously, suggest imperfect knowledge, and if such an attitude is engendered in the mind of a professor grading a student's paper, that student's grade may suffer　（学生も、例えば、学術分野で当然求められているように、高度な論文を書き始める頃になると、冠詞の誤用は書き手の資質に対する疑義を招きかねない。言語運用能力に不完全なところがあるという理由による。こうした不完全な運用能力は、意識に上るかは別として、知識の不完全さを物語ると受け止められることにもなり、学生の論文を採点している教授にかかる認識があるとなれば、減点材料ともなりうる）</p>

<p>こういう話を紹介すると、大体反応は二通りで、冠詞ごときでそんなことがあるはずがないと頑張る人と、冠詞難しいからいいよとあきらめてしまう人です。前者のような方々には何を言っても無駄ですが、後者の方に申しあげたいのは、そこであきらめず、せっかく研究者たちが「ここまで説明がつく」と体系立てて解明しているのですから、ひとまずそれに則って自分なりのスキーマ（脳内回路）を組み立てておき、以後、新情報に接する都度修正するという手もあるのではないでしょうか。（ひとまず手がかりを得たいという方は、<a href="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2012/01/2011_1.html">こちらにどうぞ</a>。）</p>

<p>念のため、なぜ冠詞が大事かを確認しておくと、第一に、the は英単語のうち頻出順位が一番高い単語です。それだけよく出て来る単語の使い方を知らないで済ますわけには行きません。不定冠詞 a まで入れると、冠詞はあらゆるテキストの10%近くを占めているぐらいですから、なおのことです。</p>

<p>第二に、冠詞の有無で普通、誤解は生じないというのはウソです。例えば、I like the Chinese.だと「中国人が好きだ」という意味ですが、She likes Italian but I prefer Chinese. では、「彼女はイタリー料理が好きだけれど、自分は中華料理の方がもっと好きだ」となりますから、the があるとないとでは大違いです。</p>

<p>第三に、冠詞の有無で、話し手が聞き手の認識についてどう捉えているかまでわかります。例えば、ホテルのロビーで、Where's the drug store? と誰かに尋ねられたら、その人は、あなたがドラッグストアがあること、それが一軒しかないことまであなたがわかっているという前提で質問したのだとわかります。</p>

<p>このように冠詞はコミュニケーションの上で大きな役割を果たしているのですから、しかるべきウェイトを置いて勉強する必要があると考えます。</p>]]>
    </content>
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    <title>ロジカルライティングで使う言い回し（その２）</title>
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    <published>2012-02-04T23:54:47Z</published>
    <updated>2012-02-04T23:57:56Z</updated>

    <summary>１パラグラフ内でロジカルに自説を展開する一番簡単な方法は、「一方で・・・他方で・...</summary>
    <author>
        <name>hinata</name>
        
    </author>
    
        <category term="ライティング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/">
        <![CDATA[<p>１パラグラフ内でロジカルに自説を展開する一番簡単な方法は、「一方で・・・他方で・・・自分は・・・」と自説を示す方式です。つまり On the one hand...On the other hand...On balance, I would say that...という流れが基本です。</p>

<p>自在に書けるようになるには、on the one hand など局面別の決まり文句をいくつか用意しておくことと、挙げた説の根拠を示す another reason is that といった言い方を覚えておき、直線的にその部分を拡大できるスキルを身につけておくことです。</p>

<p>ご参考まで、局面別の典型フレーズをいくつか挙げておきます。</p>]]>
        <![CDATA[<p><br />
Ａ説とＢ説の対立を示す方法</p>

<ul>
	<li>Some people would say that... On the other hand, others would say that...</li>
	<li>Some people would support...because.... Conversely, others would support..., claiming that...</li>
	<li>On one side, it could be argued that... On the other side, people would say that...</li>
	<li></li>
</ul>
なるほどＡ説はと反対説を打ち出し、根拠も補充してから、反対論を打ち出す言い方

<ul>
	<li>X seems to have a strong case because...Moreover... However, it is equally important to...</li>
	<li>It could be said that... Indeed... However, it is equally important to...</li>
	<li>X appears to have a good point because... Furthermore... However, it is equally important to...</li>
	<li>At first sight, it appears that... This can be shown by the fact that...  However, it is equally important to...</li>
	<li>Whereas it is certainly true that...and, in addition, that... But it is also important that...</li>
</ul>

<p>根拠を示すセンテンスの出だし</p>

<ul>
	<li>Some people would say that...because... Another reason is that...</li>
	<li>The reason given is that...</li>
	<li>In support of this, I would mention the fact that... I would therefore argue that...</li>
	<li>This seems to be the case because...</li>
</ul>

<p>総合して自説を打ち出す</p>

<ul>
	<li>On the whole, I feel that...</li>
	<li>All things considered, I would argue that...</li>
	<li>After weighing the above factors, I would conclude that</li>
	<li>Balancing the fact that... with the fact that... I am inclined to emphasize the fact that...</li>
	<li>In my opinion, the overall conclusion must be that...</li>
</ul>
]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ロジカルライティングで使う言い回し（その１）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2012/02/post_834.html" />
    <id>tag:eng.alc.co.jp,2012:/newsbiz/hinata//10.33509</id>

    <published>2012-02-03T01:15:50Z</published>
    <updated>2012-02-04T23:58:38Z</updated>

    <summary>「即戦力がつく英文ライティング」という本の原稿を書いています。その中で、エッセー...</summary>
    <author>
        <name>hinata</name>
        
    </author>
    
        <category term="ライティング" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/">
        <![CDATA[<p>「即戦力がつく英文ライティング」という本の原稿を書いています。その中で、エッセーや報告書などロジカルな展開が要求される文章で頻出する言い回しをまとめておこうと思っています。まだ、下書き段階ですが、その一部をご紹介します。</p>

<p>次回は、１パラグラフ内程度の文章の中で、一方で・・・他方で・・・しかし・・・そこで、わたしはこう思うといった形式のまとめ方をいくつかご紹介する予定でいます。</p>]]>
        <![CDATA[<p>エッセーその他ロジカルライティングでよく使う言い回し<br />
イントロでよく使うもの<br />
論点や構成を示す<br />
<ul><br />
	<li>The main issues addressed in this essay are: </li><br />
	<li>This essay has been divided into two parts: The first part deals with... and the second part deals with....</li><br />
	<li>This essay first provides an overview of... and then....</li><br />
	<li>This piece of work is divided into three parts.</li><br />
</ul><br />
一方で・・・他方で・・・<br />
<ul><br />
	<li>Some people think that [full sentence]. Others think that [full sentence]</li><br />
	<li>While some people will love..., others may feel less happy.</li><br />
	<li>Advocates of X claim that it would.... Opponents claim that....</li><br />
	<li>Some of the arguments for are that it would....Opponents claim that ...</li><br />
	<li>Despite the fact that [full sentence], many people think that [full sentence]</li><br />
	<li>Although it is often said that [full sentence], in fact the opposite is true. Statistics show that...</li><br />
	<li>It is often argued that... However, it is...</li><br />
	<li>While nobody can deny that..., I would like to point out that...</li><br />
	<li>Although it is true that..., we must remember that...</li><br />
	<li>Notwithstanding the claim that..., I would argue that...</li><br />
	<li>While it is true that [full sentence], I believe that [full sentence]</li><br />
</ul><br />
本文でよく使う言い方<br />
書き出し<br />
<ul><br />
	<li>It is first necessary to explain why...</li><br />
	<li>In this section it will be shown that...</li><br />
	<li>Let us begin by stating that...</li><br />
</ul><br />
周知のとおりと言う<br />
<ul><br />
	<li>It is common knowledge that...</li><br />
	<li>Anyone will tell you that...</li><br />
	<li>Few people would deny that...</li><br />
	<li>I think we can all agree that...</li><br />
	<li>It is a fact that...</li><br />
</ul><br />
論点に焦点を当てる<br />
<ul><br />
	<li>Central to the entire controversy is the concept of...</li><br />
	<li>Questions have been raised about... In fact, </li><br />
	<li>...has existed as a problem for many years. In fact, </li><br />
</ul><br />
補強証拠を挙げる<br />
<ul><br />
	<li>In supplement to the above, there is sufficient data to indicate that...</li><br />
	<li>This is further illustrated by the fact that...</li><br />
</ul><br />
対比をする<br />
<ul><br />
	<li>It would be worthwhile to also consider....</li><br />
	<li>A further point to consider is...</li><br />
	<li>In addition to these points, it could be argued that...</li><br />
</ul><br />
こちらも考慮すべしと言う<br />
<ul><br />
	<li>We must also take into account the fact that...</li><br />
	<li>It is also important to remember that...</li><br />
</ul><br />
自分の考えを打ち出し、理由を述べる<br />
<ul><br />
	<li>I am very much in favor/against... The reason is that...</li><br />
	<li>It seems to me that... This is because...</li><br />
	<li>I am completely opposed to... Let me explain why. First, </li><br />
	<li>In my opinion, ... I would argue that for the following reasons. First, </li><br />
</ul><br />
しめくくりでよく使う言い方<br />
<ul><br />
	<li>With the help of the above arguments, I would conclude that...</li><br />
	<li>Considering the above, one can safely reach the conclusion that...</li><br />
	<li>Despite arguments to the contrary, I would argue that...</li><br />
	<li>In conclusion, the above facts suggest that...</li><br />
	<li>It all boils down to this.</li><br />
	<li>It is the lesser of two evils.</li><br />
</ul></p>

<p><br />
その他の言い回し<br />
批判的な調子<br />
<ul><br />
	<li>It is silly to [do sth]</li><br />
	<li>It is foolish to think that [full sentence]</li><br />
	<li>It is all very well to [do sth], but...</li><br />
	<li>It would be absurd to suppose that...</li><br />
	<li>It's outrageous to be told that...</li><br />
</ul><br />
何々すべしと言う<br />
<ul><br />
	<li>I think it would be best to [do sth]</li><br />
	<li>The time has come for us to say</li><br />
</ul><br />
いいことだと言う<br />
<ul><br />
	<li>It is good for sb to do sth</li><br />
</ul><br />
悪いことだと言う<br />
<ul><br />
	<li>It is wrong for sb to do sth</li><br />
	<li>I think it is immoral to [do sth]</li><br />
</ul><br />
受入れがたいと言う<br />
<ul><br />
	<li>In no way can I agree that...</li><br />
	<li>It is completely unacceptable that...</li><br />
</ul><br />
何々が原因だと言う<br />
<ul><br />
	<li>It is due to sth that [full sentence]</li><br />
	<li>This was due not so much to X as to Y.</li><br />
</ul><br />
悲観的な言い方をする<br />
<ul><br />
	<li>I suppose it is too much to hope that [full sentence]</li><br />
</ul><br />
提案する<br />
<ul><br />
	<li>I recommend that we...</li><br />
	<li>I propose that we...</li><br />
	<li>I believe that we should...</li><br />
	<li>I would urge you to consider...</li><br />
	<li>I am sure you will agree that...</li><br />
</ul></p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>人称代名詞に見る気配り</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2012/01/post_833.html" />
    <id>tag:eng.alc.co.jp,2012:/newsbiz/hinata//10.33485</id>

    <published>2012-01-26T02:42:41Z</published>
    <updated>2012-01-26T02:52:47Z</updated>

    <summary>文法書というのは英語を言語システムとしか捉えませんから、無味乾燥です。人称代名詞...</summary>
    <author>
        <name>hinata</name>
        
    </author>
    
        <category term="その他の文法知識" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/">
        <![CDATA[<p>文法書というのは英語を言語システムとしか捉えませんから、無味乾燥です。人称代名詞と言うと、自分か相手か第三者を指すかに応じて使い分けがあり、さらに単数・複数の別があるよ、また、文中での働きによって、主格・所有格・目的格という違いがあるよという程度で話は終わりです。</p>

<p>しかし、こういう文法が問題になる英語の実際では、つまり実際に使うコンテクストにおいては、生身の人間がいるわけで、それに応じた気配りも要求され、そこから使い分けも生まれます。</p>

<p>こういう言語外の社会言語的側面まで視野に入れると、人称代名詞にも実は人間関係に配慮した使い分けのあることがわかるのです。</p>]]>
        <![CDATA[<p>ビジネス英語のコーパス研究からわかることに、英語が何かをやり遂げるあるいはやらせるための手段として使われるばかりでなく、人間関係を気遣ってのツールとして極めて大きな役割を担っているという事実があります。</p>

<p>すなわちコミュニケーションないしディスコースを大別すれば、所定の目的を果たすための合目的的なもので、コンテンツ本位である transactional discourseと、それ自体の目的はなく、人間関係上の気配りから行なわれ、相手への気遣いが中心の relational discourseとがありますが、ビジネスの現場では両者が不即不離の関係を保ちながら文法上の選択に大きな影響を与えています。</p>

<p>このことを、人称代名詞の扱いという視点で見ると、実におもしろいことがわかります。</p>

<p>ビジネス・ミーティングのコーパスを見ると、you, I, she, he より、we の使用頻度の高いのです。一般の会話コーパスとの対比では、ビジネス・ミーティングのコーパスでの we の使用頻度は２倍です。</p>

<p>他面、こういった場面での you, I, she, he の使用頻度は一般会話より少なくなっています。</p>

<p>実際、ビジネス英会話のコーパス (CANBEC) 上、一般会話のデータと比べて突出して多いキーワードのベスト５中、三つが we, we've, we're という we 含みの言葉で占められているぐらいです。</p>

<p>他のyouやIと比べてweの使用が目立って多いのは、you を使うより we の方が響きが穏やかであること、Iを使うよりweを使った方が「自分が、自分が」ではなく、「ご一緒に」的な協力関係を強調できるからだと解されています。</p>

<p>いずれにしろ、ここからわかるのは、もっぱら仕事の手段としての業務トークというより、仕事上の人間関係を顧慮しての気配りトークでは、人称代名詞という一見簡単に見える文法事項にも人間味のある使い分けが見られることです。</p>

<p>ところが、普通の文法書の世界を見ると、人称代名詞の形式と意味を教えるに留まり、そこから進んでそれをどう使い分けるかを教えてはくれません。まさに仏作って魂入れずであり、ハートがありません。<br />
</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>2012一般教書演説の語彙水準</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2012/01/2012.html" />
    <id>tag:eng.alc.co.jp,2012:/newsbiz/hinata//10.33484</id>

    <published>2012-01-25T08:48:50Z</published>
    <updated>2012-01-26T07:56:58Z</updated>

    <summary> 今年も一般教書演説をVocabprofilerで分析してみました。 演説のテキ...</summary>
    <author>
        <name>hinata</name>
        
    </author>
    
        <category term="ボキャブラリー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/">
        <![CDATA[<p><img alt="Obama.png" src="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/Obama.png" width="219" height="179" class="mt-image-none" style="" /></p>

<p>今年も一般教書演説を<a href="http://www.lextutor.ca/vp/eng/">Vocabprofiler</a>で分析してみました。</p>

<p>演説のテキスト全文とビデオクリップをご覧になりたい方は、<a href="http://www.npr.org/2012/01/24/145812810/transcript-obamas-state-of-the-union-address">こちらにどうぞ</a>。</p>]]>
        <![CDATA[<p>結果はご覧のとおり、<a href="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2010/04/gsl_1.html">General Service Listの2000単語</a>とAcademic Word Listの570単語を知っていれば、88.8%はわかるというレベルです。</p>

<p><img alt="スクリーンショット 2012-01-25 17.47.25.png" src="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202012-01-25%2017.47.25.png" width="417" height="324" class="mt-image-none" style="" /></p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ワンセンテンス文法の限界</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2012/01/post_832.html" />
    <id>tag:eng.alc.co.jp,2012:/newsbiz/hinata//10.33468</id>

    <published>2012-01-21T05:48:21Z</published>
    <updated>2012-01-21T20:32:31Z</updated>

    <summary>お手持ちの英文法の本を見てください。文法項目の例示のため、センテンスを挙げていま...</summary>
    <author>
        <name>hinata</name>
        
    </author>
    
        <category term="その他の文法知識" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/">
        <![CDATA[<p>お手持ちの英文法の本を見てください。文法項目の例示のため、センテンスを挙げていますが、いずれもワンセンテンスです。いっしょに他のセンテンスも並んでいたりしますが、対比のためのもので、つながりはありません。</p>

<p>しかし、考えても見てください。孤島に流れ着いたロビンソン・クルーソーならいざ知らず、われわれは人間社会に住んでおり、常に誰かを相手に話したり、書いたりしますから、ワンセンテンスで済むはずがありません。つまり英語を使う際の基本単位は単語やフレーズ、さらにはそれを組み合せたセンテンスではなく、原則、複数のセンテンスを組み合せた「ひとまとまりの筋道だった言葉」なのであり、そういったものである英語を勉強しようという以上、やはり単位はセンテンスを組み合せた実際の英語の姿に合わせるのが自然というものです。（ちなみにこのことを英語では sentence grammar ではなく、discourse grammar を勉強せよという言い方をします）</p>]]>
        <![CDATA[<p>日本語であれ、英語であれ、われわれはコンテクストを考えながら複数のフレーズ（センテンス未満の言葉のカタマリ）やセンテンス（主語・述語動詞を備えた意味の通じる言葉のグループ）を使って、ひとまとまりの話をしています。</p>

<p>その場合、例えば相手と何か話をする場合、われわれはどういう状況か（会社の会議室か、居酒屋か）、目的は何か（取引か、雑談か）、相手は誰か（友だちか、取引先の人か）というコンテクストを意識しながら、単語を選び、言葉を組み立てているわけですから、相手を想定しないセンテンスというのはコンテクストから切り放されたきわめて不自然なものです。</p>

<p>有名な人類学者の Malinowski は、A statement spoken in real life is never detached from the situation in which it has been uttered. と言葉がコンテクストが表裏一体の関係にあることを説いています。フィールドワークのために文明社会から隔絶した地域に入り、先に現地入りした宣教師たちが残した単語帳を頼りに会話を解読しようとしては失敗し続けた経験に基づいて、コンテクストがなきゃ何もわからないという経験からこう言っているわけで、説得力があります。</p>

<p>また、外国語教育の専門家たちがまとめあげた、アメリカのナショナルスタンダードではコミュニケーションとは</p>

<p>Knowing "how," WHEN and WHY, to say "what" to WHOM.</p>

<p>であるとしていますが、ここでの how は文法のことで、what は単語のことですから、単語力と文法知識があればコミュニケーションをこなせるというものでなく、どういう状況で、目的は何であって、相手は誰か、つまりはコンテクストが不可欠の要素だとわかります。</p>

<p>ところで、英文法上の選択に際してコンテクストなど考える必要はないんだということなら、ワンセンテンス文法でも別にいいじゃないということになるでしょう。しかし、単純な重文にするのか複文にするのかという選択でさえも、コンテクスト次第だということを考えれば、コンテクスト抜きの英文法がいかに空疎なものであるかがわかります。</p>

<p>例えば、  I love music but she loves movies. という両方の事実に等しくウェイトを置いた重文にするのか、それとも、 While I love music, she loves music. というふうに、彼女の方を前面に出した複文にするのかは、文法だけでは解決できない問題であり、コンテクストに応じた話し手／書き手の選択の問題です。</p>

<p>一方、コンテクストと無関係に働く文法ルールもないわけではありません。しかし、実に限られています。Marianne Celce-MurciaとElite Olshtainの Discourse and Context in Language Teaching は、ワンセンテンスの世界で、いわば自己完結的に文法ルールが働くのは以下の４項目ぐらいで、あとはコンテクスト次第だとしています。</p>

<p>These books are here. といった限定詞と名詞の対応関係</p>

<p>We look upon reading books as an enjoyable activity のような前置詞は動名詞で受けるというルール</p>

<p>Sue cut herself. といった再帰動詞の使い方</p>

<p>I bought some chocolate. vs I didn't buy any chocolate. のように、肯定形ではsome だったものが否定形ではanyになるというルール</p>

<p>コンテクスト次第で文法上の選択が決まるというのは、当事者は誰か、状況はどうか、それまでの流れはどうなっているか、共通の認識はあるのか、話し手はどういうつもりで臨んでいるのか、話のテーマは何か、話し手／書き手は自分の言うこと／書くことについてどういう主観的価値判断を持っているのか（shouldと言うのか、need toを使うのか）、インフォーマルでいいのかフォーマルとすべきかといった要素を考慮するということです。</p>

<p>例えば、定冠詞を付けるか否かの判断は、その名詞の指しているものが 「話し手と聞き手が文脈ないし常識に基づく知識をもとに唯一特定のものと識別しうるモノ・コト」 であるかが決め手となります。つまり定冠詞の要否を左右するのはコンテクストであり、コンテクスト抜きで、そのセンテンスだけの問題として、いわば自律的に決まることではありません。</p>

<p>ところが学習英文法ではたいていの場合、コンテクストの問題を素通りして「特定のモノ・コトに定冠詞」を付けるといった教え方をします。この結果、日本人大学生はJapan has ___ old culture, stretching back in time more than 2,500 years. Japanese arts have ___ long and splendid history.という形式で a なのか theなのかを問われると、大抵が失敗します。</p>

<p>一方、文法上の選択がコンテクスト次第である例としては、他に間接目的語の選択というものがあります。文法的には、I gave him the car. と言おうが、I gave the car to him. と言おうが、どちらも変わりはありません。ところが、実際には動詞の直後のスロットに間接目的語を持って来れるかは、そこでのコンテクスト次第です。</p>

<p>母親が子供に一日、車を使って出掛けることを許可した後、父親が帰宅し、「あいつはどうしたんだ」と聞いたとすれば、母親は、I gave him the car. （したがって、しばらくは戻って来ませんよ）と言うのが普通であり、I gave the car to him. とは言いません。</p>

<p>I gave the car to him. と言えるとすれば、それは、帰宅した父親が「車がないけれど、どうしたんだ」と尋ねるような場合です。実際にひとまとまりの話をする場面では、動詞の直後は既知の情報を入れるスロットであり、聞き手にとっての新情報はうしろに回されるということです。</p>

<p>ワンセンテンス単位の文法で勉強を続けることに意味がないわけではありません。言い方の基本的な形と意味内容の勉強になるからです。しかし、実際に英語を使うためには、表現形式と意味内容に加えて、そこでのコンテクストに合わせて使うというスキルが必要になります。</p>

<p>数々の難しい英語の試験をいくつもくぐり抜けて、有名大学から有名企業に入った人は形と意味はわかっていますから、難しい英字新聞その他の資料は読めるのが普通です。ところが、（こと文法に限っての話で言えば）コンテクストに合わせて文法上の選択をする世界を知らない、あるいは知っていても訓練不足のゆえに、まんぞくに会話すらできないということになってしまうのです。</p>

<p>今いちど文法とコンテクストは切っても切り放せない関係にあり、そこでのコンテクストとコミュニケーションの目的を意識してこそ初めて文法上の的確な選択ができるということに目を向けるべきです。</p>

<p>こういったコンテクストを意識した文法上の選択をする練習をするには以下の二冊がいいと思います。</p>

<p>Ronald Carter らの Exploring Grammar in Context</p>

<p>Michael McCarthy らの Grammar for Business</p>

<p>いずれも Cambridge University Press です。</p>]]>
    </content>
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    <title>５分でわかる英語の時制（改訂版）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2012/01/post_831.html" />
    <id>tag:eng.alc.co.jp,2011:/newsbiz/hinata//10.31435</id>

    <published>2012-01-16T21:47:22Z</published>
    <updated>2012-01-16T22:05:52Z</updated>

    <summary>英語の時制を理解し、使いこなすポイントは、現在の事実など何かを描写するなら現在時...</summary>
    <author>
        <name>hinata</name>
        
    </author>
    
        <category term="その他の文法知識" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/">
        <![CDATA[<p>英語の時制を理解し、使いこなすポイントは、現在の事実など何かを描写するなら現在時制が、過去の事実の報告なら過去時制が、また将来の話なら will+動詞がデフォルトだという枠組みで臨むことです。完了だの進行形は特殊な要素を付け加える道具ですから、きちんと説明できないぐらいだったら、使わないことです。漫然と「こんな感じだろう」的な使い方をしていると、いつまでも英語が身につきません。一度、「ざっくり」ながら本質を捉えておくと以後の視点が違ってきます。</p>]]>
        <![CDATA[<p>動詞の時制、それと完了形や進行形に表れる完・未完の別を会得する上で重要なのは、こういった問題は、時系列上のどの時点の話なのかという客観的側面と、話し手／書き手はそのことを終わったことと見ているのか、まだ続いていることと見ているのかという主観的側面の二つから成っていることを十分理解し、そういう目で解釈し、使うことです。</p>

<p>★　現在形と過去形</p>

<p>動詞を使うときの基本形は何と言っても現在形です。特に会話の場合は、here and now がその身上である上、人間関係構築の基本とあって、隔たりを感じさせる過去形などよりは、ともかく現在形優先の世界です。実際、現在形は過去形の４倍多く使われるという実証研究があるぐらいです。</p>

<p>したがって、基本動詞の現在形はしっかり覚えておく必要があります。どういうときに使うかと言えば、現在の状況の描写に使うのが普通です。例えば、</p>

<p>「当社は月産1000個のペースで生産している」と言いたいなら、</p>

<p>We produce 1,000 units per month.</p>

<p>となります。</p>

<p>ここで過去形を使って、</p>

<p>We produced 1,000 units per month.</p>

<p>という言い方をすると、過去形は「過去の事実の報告」と受け止められますから、これは済んだ話であり、もはや月産1000個体制ではないと解されてしまいます。</p>

<p>この点、注意を要するのは、完了形は飽くまで現在を基準点としながらも、アクセントとして過去を持ち出す言い方なので、 </p>

<p>We have produced 1,000 units per month. </p>

<p>は、現在も月産1000個体制が維持されていると受け止められてしまうことです。</p>

<p>もちろん、会話だから過去形は一切使わないというものでもありませんが、使われるとしても、たいていは、「いやね、実はこういうことがあってね」と、ひとつの物語を持ち出すときに使われます。その意味では、現在形が「現在の事実の描写」の道具だとすれば、過去形は「報告する」ための道具とも言えます。</p>

<p>いずれにしろ、過去形はこのように時間的隔たりを言うための道具であり、そこから、二つの重要な派生形が使われています。</p>

<p>ひとつは、現在の事実に反する仮定をするときの過去形で、</p>

<p>If I were you, I wouldn't do that.</p>

<p>のように過去形を使うことで、「現実との隔たり」を示します。</p>

<p>もうひとつは、I want to ask you if you know a good Chinese restaurant. と聞けるようなときに、敢えて過去形にし、</p>

<p>I wanted to ask you if you...</p>

<p>というふうにし、「直接性との隔たり」を示します。これで一気に丁寧になります。</p>

<p>以上の現在形と過去形は、それぞれ「描写」と「報告」がそれぞれの役どころと言えますが、通常、（活用のある普通の）動詞の用例中およそ８割が現在形と過去形で占められていますから、まずはこの二つの使い方をマスターするのが先決です。</p>

<p>★　完了形と進行形</p>

<p>現在完了形は、飽くまでも現在形の一種です。現在を基準点に、漠然と過去のことを振り返る感じです。過去の要素をアクセントとして取り込んでいるだけで、基準となる時点はどこまでも現在です。これが最大のポイントです。</p>

<p>過去の済んでしまった話であれば過去形を使えばいいわけですが、現在完了は「漠然と」過去方向を振り返っているだけなので、過去の一定時点を示す last monthなどを入れて、</p>

<p>× We have produced 1,000 units last month.</p>

<p>と言ったりするのは駄目だとされているのです。時点が明示されては「漠然と」とは言えなくなるからです。</p>

<p>So far, already などといった時点を特定しない言い方程度であれば、なおも「漠然」と振り返っているだけだと言えるので、以下のような言い方なら、現在完了を使えます。</p>

<p>So far, we have produced 1,000 units.</p>

<p>We have already produced 1,000 units.</p>

<p>ところで現在完了の使い方で一番多く触れるのは、ニュースの場合で、何か事件が起きた場合、まずは現在完了で切り出し、そのあとは過去形を使うというのがひとつのパターンになっています。例えば、クルーズ船が座礁したというニュースであれば、</p>

<p>An Italian cruise ship has run aground off the coast of...</p>

<p>という格好で、現在完了で切り出し、あとは、次のように過去形を使いながら報告を続けます。</p>

<p>A loud bang was heard from cabins and the restaurant where many were eating their dinner... It happened on Friday evening.</p>

<p>一方、過去完了は、それほど使うものでもなく、使われるとしてもそこで語られている過去の話の背景事情ないし補完的な要素を説明するためのツールとして出て来る程度なので、使いこなせるよう努力するというより、読んでいるときに出てきたら、「ほう、背景事情か」程度の認識に結びつけば十分です。</p>

<p>例えば、「午後の２時に先方のお宅を出ました。出る前に挨拶を済ませていまして」といったことを言いたい場合は、こうなります。</p>

<p>I left their home at two in the afternoon. I had already said goodbye to them before I left.</p>

<p>こういった完了形が動詞の用例に占めるシェアは 5% 程度です。</p>

<p>次に進行形のポイントは「そのうち終わる、変わる」というニュアンスが付加されることです。（進行形の動詞におけるシェアも5%程度です。）</p>

<p>例えば、</p>

<p>We are producing 1,000 units per month.</p>

<p>という言い方からは、今はひとまず月産1000個体制だけれど、そのうち変わるということがうかがわれます。</p>

<p>しかし、進行形はそうは使われるものではなく、単純現在・過去はその進行形の20倍多く使われるといったデータがあるぐらいです。</p>

<p>ところで、進行形のちょっとした使い方として「場面設定」に使うツールというものがあります。例えば、「来年ハワイに行く予定で、行ったらこうこう、こうする予定だ」という話をする場合、</p>

<p>We're going to visit Hawaii next year. We'll stay in Honolulu for a couple of days and then move on to Kona. Then we'll....</p>

<p>というふうに、be going to で話を切り出し、willで話をふくらますのが一般的です。</p>

<p>過去の話をするときにも同様に、過去進行形で場面を設定した上、そこでの話を過去形でふくらますといったアプローチが取られます。</p>

<p>I was reading my bible and listening to some classical music. Suddenly, I heard a huge bang outside. It sounded like a gunshot....</p>

<p>ちなみに、こういった進行形と単純過去といった二つのパターンをどう使うかは、もっぱらセンテンス単位でのみ文法を扱う学校文法の世界では習うこともないわけで、会話のスキル、つまり、複数のやり取りがそのコンテクスト（状況・相手・目的）に照らしてどういう意味を持ち得るかをわきまえ、話を進めるスキルの習得上、大きな問題だと考えます。</p>

<p>★　未来形</p>

<p>未来形のデフォルトは、will です。したがって、「わかった、来週、これをやりましょう」と言いたいなら、</p>

<p>OK, I'll do this next week.</p>

<p>となります。</p>

<p>しかし、「そういうつもりだ」という主観的要素を強調したいなら、むしろ</p>

<p>OK, I'm going to do this next week.</p>

<p>となります。</p>

<p>このように主観的な要素を強調することから、レストランなどで注文を決めるような場合、友だちどうしなら、</p>

<p>OK, I'm going to have a hamburger.</p>

<p>は何ら問題がないものの、相手が招待してくれているといった事情があるときは、ニュートラルな</p>

<p>OK, I'll have a hamburger.</p>

<p>の方が無難とされています。</p>

<p>一方、既に段取りが出来ているような場合は、進行形を使って、</p>

<p>I'm doing this next week.</p>

<p>という言い方を使います。</p>

<p>★　まとめ　</p>

<p>Biber らが4000万単語の用例データベースを調べてまとめた Longman Grammar of Spoken and Written Englishによると、動詞の用例中、９割が、助動詞や完未完の別を示すhave/hadナシで使われています。動詞の世界は基本的にシンプルな世界なのです。とすれば、われわれユーザーのアプローチとしては、まずは何も付けない動詞の基本形をデフォルトとし、完未完の別を言い、あるいは進行形を使うべき格別の事情のあるときだけ、こういった付加的要素を入れて使うというのが最善の選択ですし、自分としてもすっきりするはずです。</p>]]>
    </content>
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    <title>冠詞の使いわけ（2012年版）</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2012/01/2011_1.html" />
    <id>tag:eng.hitomedia.jp,2011:/newsbiz/hinata//10.19190</id>

    <published>2012-01-04T00:37:17Z</published>
    <updated>2012-01-29T03:29:31Z</updated>

    <summary>冠詞の説明とチャートをアップデートしました。この資料についてはコピー、配布など自...</summary>
    <author>
        <name>hinata</name>
        
    </author>
    
        <category term="冠詞の使いわけ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/">
        <![CDATA[<p>冠詞の説明とチャートをアップデートしました。この資料についてはコピー、配布など自由にご利用ください。ただ、クレジットを入れておいてくださるとうれしいことです。</p>

<p>ここでは普通名詞の場合の冠詞の用法を説明します。同じ名詞でも固有名詞はケースバイケースで、規則性が認められないのでいちいち確認するしかありません。</p>]]>
        <![CDATA[<blockquote>１　冠詞とは何か</blockquote>

<p>冠詞というのは、名詞の頭について、その名詞が表しているもの、例えば computer であれば、第一に、それが computerというひとつの「カテゴリー」全体を取り上げた抽象的な話か、第二に、どれということはないけれど、ともかく　computer というカテゴリーの一部を具体的に取り上げた話なのか、それとも第三に、個性があり、従って他との区別がつく「どの computer」という話なのかを伝えてくれる標識です。</p>

<p>英語を使って言えば、第一に、generic な話なのか、第二に、generally identifiable な話なのか、あるいは第三に、theを付けることになる、specifically identifiable な話なのかということです。</p>

<p>してみると、冠詞がない場合と比べ、冠詞があることで聞き手／読み手は何の話なのかと推測する手間が省けるわけで、不確実性の低減というコミュニケーションの役どころに照らし、重要な役を担っていると言えます。</p>

<p>冠詞の使い分けのコツは、上で説明した順序とは逆に、まずは (a) 具体的に特定しているXであり、しかも (b) 相手にもその認識があると認められ、定冠詞を付ける場合かを最初に見きわめることです。定冠詞を付けるとなれば、あとで説明する手順まで進む必要がありません。</p>

<p>例えば、自分が買った特定のパソコン（可算名詞）を思い浮かべながら、「きのう買ったパソコンはフリーズの連続だ」と言いたいなら、</p>

<p><span style="color: red;">The</span> computer I bought yesterday keeps on freezing.　</p>

<p>という言い方をします。</p>

<p>一方、不可算名詞であれば、例えば、きのう受け取った資料をイメージしながら、「今朝ファクスしてくださった情報、ありがとうございます」と言う場面なら、定冠詞を使って、</p>

<p>Many thanks for <span style="color: red;">the</span> information you faxed me this morning.　</p>

<p>となります。</p>

<p>いずれの場合も、(a) 特定のXを指しており、(b) 相手にもその認識ありと考えるのが自然であることをご確認ください。特に (b) は非常に重要で、この条件が満たされているからこそ、ここでの the  は that と置き換えることができるぐらいです。上の例文は、Many thanks for THAT information...と言っているようなもので、逆に言うと、相手の認識という(b) の条件が欠けているのに the を入れると、「あんたわかっているでしょ」的な押しつけがましい印象を相手に与えます。例えば、日本企業のHP上、自分たちの沿革であり、来訪者が普通、知るはずのないことなのに、 The short history of Nippon Inc. といった見出しを付けていたりしますが、これは That short history of...と言っているも同然です、「みなさん当然ご存じのわが社の沿革」といった響きになります。この場合は、そもそも共通の認識を期待できませんから、A short history とするのが自然です。</p>

<blockquote>２　定冠詞を付けるケース</blockquote>

<p>定冠詞を付けるための要件は、可算名詞であろうと、不可算名詞であろうと同じですが、幸い、定冠詞が付く例は、以下のＡからＢのように、ある程度類型化されているので、これに該当する場合はともかく定冠詞を付けるという姿勢に徹することをお勧めします。</p>

<p><strong>Ａ）特殊な形容詞・名詞の場合、例えば形容詞の最上級や序数のときは、誰の目からも「どのＸ」のことかがはっきりしているという理屈で「特定されている」とされます。</strong></p>

<p>• Which way is <span style="color: red;">the</span> shortest? 「最短のルートはどれでしょう？」<br />
• Their offices are on <span style="color: red;">the</span> fourth floor of this five-story block.　「彼らのオフィスはこの５階建ての建物の４階にあります」</p>

<p>名詞が特殊なので、誰にとっても、「それしかない」つまり「特定されている」というケースには以下のようなものがあります：</p>

<p>• <span style="color: red;">the</span> past, <span style="color: red;">the</span> present, <span style="color: red;">the</span> future（過去、現在、未来）<br />
• <span style="color: red;">the</span> 1940s, <span style="color: red;">the</span> early 1980s（1940年代、1980年代初め)<br />
• <span style="color: red;">the</span> sky, <span style="color: red;">the</span> earth, <span style="color: red;">the</span> sun, <span style="color: red;">the</span> moon, <span style="color: red;">the</span> ground （空、地球、太陽、月、大地） </p>

<p><strong>Ｂ)　既に話の中に出てきているものを再度取りあげるような場合も当事者の間では「どれとわかっている」つまり「特定されて」おり、定冠詞を付けることになります。</strong></p>

<p>• We are sorry to receive your letter of May 5, informing us of an error in shipping and handling. <span style="color: red;">The</span> error was due to an incorrect entry in our records which has now been rectified.　５月５日付けのメッセージにて送料に間違いがあったと知り、申し訳ないことだと思っています。この間違いは私どもの記録上に、誤記載があったためでして、記載事項は訂正しておきました。</p>

<p>ただ、初出の可算名詞には a を付け、二度目以降は特定しているから the というやり方は、最初の a/an を個別具体的なモノ・コトにつき one of themという感じで使うときにだけ当てはまり、member of the class X  として使うときは通用せず、二度目以降も a/an のままです。</p>

<p>例えば、「うちの子がね、スマホを欲しがっているんだけど、買ってやっていいものか悩むよ」と言いたい場合は、</p>

<p>My boy wants a smartphone, but I'm not sure if <span style="color: red;">a</span> smartphone is a good idea.</p>

<p>となり、if the smartphone... とはなりません。</p>

<p><strong>Ｃ）　修飾句等が続き、絞りがかかっている場合も、そのことにより原則として「特定され」ます。</strong></p>

<p>• I have no idea about <span style="color: red;">the</span> geography of Shikoku.　「四国の地理となるとまるで見当がつきません」</p>

<p>但し、重要な例外があります。</p>

<p><span style="color: red;">Ø</span> Eggs which are carefully packed do not break easily.（丁寧に梱包してある卵は簡単には壊れない） ← Ø は冠詞ナシを意味します。以下同様とします。</p>

<p>という例でのように、which are carefully packed という限定句が付いてはいても、これは carefully packed eggs というひとつのカテゴリーを言っているにすぎず、「その卵」と特定する役割を果たしていません。したがって、こういうときは、限定句は付いているけれど定冠詞は付けません。</p>

<p>こういう場合に定冠詞を付けてしまうと響きがおかしくなるのは、those を入れてみるとわかります。</p>

<p><span style="color: red;">The</span> (=Those) eggs which are carefully packed do not break easily.（その丁寧に梱包されている卵は簡単には壊れない）</p>

<p>ひとつのカテゴリーとして「丁寧に梱包された卵」を抽象的に取り上げようとしているのに、「その卵」ということになる、the/those を入れてしまうと、具体的に「それ」と特定されている卵の話になってしまい、おかしなことになってしまうということです。</p>

<p>けっこう大事な勘どころなので、限定句があるので定冠詞がつきそうだけれど、カテゴリーの域を出てないので結局冠詞を付けない例を二つ挙げておきます。</p>

<p>•  Your order will be shipped upon confirmation of your payment. （お支払いを確認し次第、ご注文の品を発送します）。 →  confirmation に of your payment という修飾句が付いていますが、payment confirmation と言っているのと同じで、ひとつのカテゴリーを言っているに留まっています。</p>

<p>•  Enclosed is a statement of your account. （明細書を同封しました） →  statement に of your accountという修飾句が付いているものの、account statement と言っているも同然、特定のものを指しており、相手もそうとわかっているので具体的に特定のそれを指しているというレベルに達していません。</p>

<p><br />
<strong>Ｄ）当事者間に共通の理解があり、「Ｘと言えば、あのＸに決まっている」という事情がある場合、やはり「特定されており、相手もそうとわかっている」ケースだとされています。</strong></p>

<p>• It takes about two hours to get to <span style="color: red;">the</span> airport from downtown.　「都心部から空港までは大体２時間かかります」</p>

<p>これは結局、相手が認識を共有してくれているかを、話し手／書き手が状況・目的・相手といったコンテクストに照らして判断することなので、第三者があれこれ言える筋合いではありません。よくこの種の定冠詞を入れるべきかで迷い、ネイティブに聞いてみようといったことになりますが、話し手／書き手本人にしかわからないことなので、無意味です。</p>

<blockquote>

<p>［コラム］不可算名詞と可算名詞の違いについて：不可算で使われる名詞の特徴は、「部分と全体」という関係がなく、従って、形を変えても同一性が失われないことです。例えば食材としての鶏の場合、モモを外したり、ササミにしても chicken であることに変わりはありません。同様にワインも、二杯のワインをひとつのグラスにまとめても、逆に一杯のワインを二杯に分けても、同じ wine です。床に落としても、グラスに残っているワインと床の上のワインも同一です。</p>

<p>ところが、一羽の鶏のように、可算で使われる chickenは、モモ (thigh) を外し、手羽 (wing)、ササミ (breast) などと分けると chicken としての同一性が失われます。「部分と全体」という関係があるからです。食材として扱っているときと違い、手羽は手羽であって、それはもはや chicken とは呼べません。これは椅子のような他の可算名詞に共通する特徴で、椅子は座面と脚を外したら、それぞれの部品は椅子そのものではありませんから、脚を指して「椅子」だとは言えません。</p>

<p>あるいは、不可算名詞には輪郭 (boundaries) がないので、形式上分割しても実質上、同一性が保たれるけれど、可算名詞はあの椅子とこの椅子とは違うわけで、輪郭があり、したがって、それをばらしてしまうと輪郭が崩れてしまい、同一性が失われると説明することができます。（このあたりの理屈を詳しく知りたい方には石田秀雄著『わかりやす英語冠詞講義』（大修館書店）をお勧めします）</p>

<p>なお、operationのように、可算用法と不可算用法のあるものについては、「あの地域での業務、この地域での業務」という具合に具体的に把握して、数えることのできるものなら前者で、「工場が in operation である」のような抽象的な話のときは、後者になります。</p>

</blockquote>

<p>定冠詞を付ける条件、つまり (a) 具体的に特定のモノ・コトを指しており、(b) 相手にもそのような認識があるという定冠詞を付ける要件が満たされていないなら、次のステップへと進みます。</p>

<blockquote>３　名詞Ｘが指すモノ・コトすべてを抽象的に取り上げるときは、冠詞ナシ</blockquote>

<p>可算か不可算かを問わず、その名詞Ｘが指すすべてを抽象的に言うときは、冠詞ナシ（ゼロ冠詞）です。可算と不可算とでこの場合、違いがあるのは、可算名詞であれば、冠詞を落としてから（＝ゼロ冠詞を付けてから）、複数形にする必要があることです。</p>

<p>ですから、可算である computer を取り上げて、「コンピューター（という名のつくもののすべて）が嫌いだ」と言いたいなら、</p>

<p>I hate Ø computers. </p>

<p>となり、不可算である information を使って、「情報（というものすべて）は、ビジネスに不可欠だ」と言うなら、</p>

<p>Ø Information is essential for business.</p>

<p>となります。</p>

<p>こういう例では、</p>

<p>I hate Ø computer<u>s</u> <u>in general</u>.</p>

<p>Ø Information<u> in general</u> is essential for business.</p>

<p>という形で頭の中で言い換えて、取り上げている言葉がこの区分に属することを確かめることができます。</p>

<blockquote>４　名詞Ｘが指すモノ・コトの一部を具体的に取り上げるなら場合分け</blockquote>

<p>すべてのＸというのでなく、その一部だけを具体的に取り上げる場合は、可算か不可算かで場合分けをする必要があり、可算なら不定冠詞 a を付け、不可算ならゼロ冠詞です。</p>

<p>まず可算名詞を使って、「コンピューターを買おうと思っている」と言いたいなら、</p>

<p>I'm thinking of buying <span style="color: red;">a</span> computer. です。</p>

<p>ここで注意を要するのは、可算名詞との関係で generally identifiable だということで、a/an を付ける場合、細かく言えば、上のように a particular one を前面に出して a/an を付ける場合と、そこでのカテゴリーＸの代表例として、My boy wants a smartphone. のように、any member of the class smartphone というニュアンスで言う場合とを分けて考えるべきだという点です。というのも、後者の場合は、何かの単体・単品をイメージして絞り込まれているわけではなく、カテゴリーを一般的に指しており、従って、二度目に言及するときも、the smartphone とはならないからです。</p>

<p>次に、不可算名詞である information を使って、「新たなラインナップについての資料を送っていただければ幸いです」と言いたい、あるいは書きたいなら、</p>

<p>I would appreciate it if you could send us Ø information about your new line of products. </p>

<p>という格好になり、information には冠詞が付きません。</p>

<p>ただ、ここが勘どころですが、このように不可算名詞を使って、具体的なものを取り上げるときは、some を入れることができ、その点において、generic な、つまり抽象的なモノ・コトを指す不可算名詞と決定的に違います。</p>

<p>どういうことかと言うと、さきほどの「抽象的」 information を念頭に言っている、Information is essential for business. に some を足して Some information is essential for business. としては、ナンセンスです。ところが、こちらの「具体的な」 information を取り上げている、 I would appreciate it if you could send us Ø information about your new line of products. の場合は、</p>

<p>I would appreciate it if you could send us <span style="color: red;">some</span> information about your new line of products. </p>

<p>と some を入れることができます。実際、練習のため、こういうケースでは確実に some を入れるのをお勧めします。日常生活でも、こういう不可算名詞Ｘの具体例を取り上げる例では、 Would you like some wine? Would you like some more coffee? というふうに some を入れて使う方が一般的だからです。</p>

<p>ところで、可算名詞の場合はちょっと、ひとひねりがあるので補足させてください。</p>

<p>可算名詞について、generally identifiable なモノ・コトを取り上げる場合、言い換えれば「どれとは言わないけれど、その代表例」を取り上げる場合、以下のように、(a)  one を意味する場合と、(b) そのカテゴリーに属する代表例を指す場合があるので、意識しておくと、頭の中を整理するのに役立ちます。というのも、(b) のような使い方は (a) が special なモノ・コトを指しているのに対して general なものを指しており、したがって二度目に言及するときも、(a) と異なり、the を使えない点、性格上違いがあるからです。</p>

<p>(a) I bought <span style="color: red;">a</span> computer.</p>

<p>(b) My brother is <span style="color: red;">a</span> teacher of English.</p>

<p><br />
<blockquote></p>

<p>［コラム］例外的に不可算名詞に不定冠詞 a が付く場合があります：不可算名詞であり、従って普通なら可算名詞用の道具である不定冠詞 a が付くはずがないのに、不定冠詞を付けるケースが二つあります。ひとつは、We had a <u>huge</u> lunch.（ものすごい量の昼食を取った）というふうに、不可算名詞の頭に形容詞が付く場合です。もうひとつは、We offer an education <u>that fits your career goals</u>.（ご自分が目指すキャリアに即した教育内容を提供しております）のように、不可算名詞のうしろに修飾句が付く場合です。いずれも形容詞や修飾句が付くことで、「huge lunchとそうでないもの」「各自の目標に即した教育とそうでないもの」という具合に、他との識別性が生まれ、輪郭が生ずるので可算名詞のように扱われるのだと解されます）</p>

</blockquote>

<p>ここまでの説明をざっとまとめると、以下のチャートのようになります。（クリックすると拡大表示されます）　英語しか使えないソフトゆえ、表記がすべて英語です。ご容赦ください。</p>

<p><a href="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/assets_c/2012/01/KanshiChart2012-950.html" onclick="window.open('http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/assets_c/2012/01/KanshiChart2012-950.html','popup','width=2524,height=2125,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/assets_c/2012/01/KanshiChart2012-thumb-600x505-950.jpg" width="600" height="505" alt="KanshiChart2012.jpg" class="mt-image-none" style="" /></a></p>

<div align=center><strong>まとめ</strong></div>

<p>（１）(a) 特定のモノ・コトを指しており、(b) 相手もそのことがわかっているかという定冠詞を付ける条件が満たされているかを考える。条件が満たされており、定冠詞が必要ならそこで終わり。</p>

<p>（２）定冠詞を付ける理由なしと決まったら、今度は、抽象的な話か具体的な話かで場合分けします。</p>

<p>名詞が表すものをXとした場合、可算名詞で All X の話をするなら冠詞ナシの複数形で、Some X の話なら、つまり具体的な一部のＸの話であれば、基本的に不定冠詞 a/an を付けます。但し、そこで We're thinking of buying some computers. のように複数のモノ・コトを取り上げるなら some を付けます。</p>

<p>不可算名詞でAll Xの話をするなら、冠詞ナシで通すのが本則ですが、普通は、some を入れて使います。この点で、つまり some を入れられる点、抽象的にすべてのＸを取り上げているときは some が入れられないのと対照的です。</p>]]>
    </content>
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<entry>
    <title>文法ツイート Part Two</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2012/01/_part_two.html" />
    <id>tag:eng.alc.co.jp,2012:/newsbiz/hinata//10.31451</id>

    <published>2012-01-02T16:09:08Z</published>
    <updated>2012-01-03T00:08:11Z</updated>

    <summary>@hinatakiyoto としてのツイートのパート２です。...</summary>
    <author>
        <name>hinata</name>
        
    </author>
    
        <category term="その他の文法知識" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/">
        <![CDATA[<p>@hinatakiyoto としてのツイートのパート２です。</p>]]>
        <![CDATA[<p>助動詞が主観的価値判断の問題である以上、It takes so long by train to Aomori. You may/might as well fly.などは、人それぞれで、これが正しいというものがありません。その代わり、点差で評価しようという試験には不向き。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>助動詞があれば主観的価値判断ですから、Can I smoke? は、話し手が喫煙が可能と判断した上で、Is it allowed? と、相手に大丈夫だよねと確認しているのがわかり、May I smoke?は、喫煙の可能性を相手の判断に委ねていることがわかります。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>He can come.= It is possible for him to come. He may come. = I suppose it is possible that he will come. とされます。その心は後者では話し手が自ら可能性の具体化に関与とのこと。同様に、I may lend you some money. とI can lend you some money.を比べると、後者は端的にそれが可能と言っているのですから、貸そうかというオファーです。前者は理屈としてはあり得るという、評論家のようなもの言いです。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>助動詞canを説明するのに能力・許可・可能性の3用法を羅列するのはいかにも芸がありません。この点、George Yuleは、canの本質はポテンシャルで、ヒトが主語としてからむと、Jim can speak Spanish.と能力の話となり、教師・上司などの社会的力関係が関わると、The boss says you can leave.のように許可のツールとなり、行為主体不在のときは、Grammar can be fun.のように可能性を語るツールになります。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>助動詞としてのneedはNeed I say more?（これ以上説明する必要ある？）Need you ask?（聞かなくたってわかるだろ）で使うぐらいで、あまり出番がありません。そのため和文の英文法書の中には、本動詞のneedを含め、まるで取り上げなかったりします。</p>

<p>We need to address this issue immediately.（この問題には直ちに取り組むべきだ）でのneedは、話し手がどういう思いいれ、ニュアンスでその動詞を使っているのかを伝える助動詞的ツールです。それなのに、文法書はあまり相手にしてくれません。</p>

<p>本動詞needの語義の１は、We needn't do this.に見られる「必要性」ですが、米語ではWe don't have to do this.なので、存在感がありません。それより、We need to do this right away.=何々しましょうよ、が、重要。</p>

<p>3単語から成るフレーズの出現頻度で見ると、We need toは、アカデミック英語ではベスト20にも入らないのに、ビジネス英語では、4番目に多く使われています。遠慮、気遣いから、ストレートなshouldよりも好まれるということでしょう。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>日本企業の米子会社で働く現地採用日本人からよく聞かされるのが、日本から派遣されてくる幹部社員の命令英語のひどさ。単語と文法だけが柱という我が国の英語教育の欠点がよくわかります。politenessを初めとする社会言語的上の気配りゼロ。事実、上司と部下の共同作業中のやり取りを観察した報告では、意外なことにyou must, you have to, you shouldは一回も登場せず。shouldはあるけど、there should be a...と、人には向けられていません。</p>

<p>それでは、ネイティブはどう指示の仕方をしているかと言えば、you wanna, you can と相手を立てる姿勢を見せ、あるいは自分の作業の話でも、we wanna, let's と一体感が強調されています。インターラクティブなコミュニケーションを心がけ、なごむ訳で、言葉の力を上手に使う重要性がわかります。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>助動詞は結局、necessityがらみで動詞のニュアンスを変えるのか、possibilityがらみでそれを変えるのか二系列あるけれど、前者を指す deonticの語源を調べたらdeontologyという道徳律を研究する学問と同一語源と知り，納得。</p>

<p>助動詞をpossibilityがらみでニュアンスを変える系列を epistemicと形容するので語源を調べたら、知識の種類・根拠・有効性を探求する epistemologyの親戚筋と判明。</p>

<p>epistemicとは、要するにrelating to one's knowledgeつまり話し手の推論による公算の大小。大であり、necessityに近いならShe must be crazy. 小で、possibility寄りならShe may be crazy.</p>

<p>deonticは世間が何を求めるかについての話し手の認識。スキャンダルの性質からis required to occur (necessity)ならThe CEO must quit.で、is permitted(possibility)程度なら may quit。</p>

<p>英語は何かを取り上げてそれについて語る言語なので単純な事実の事実認識ならHe's smart.であるものが、is necessarily the caseなら He must be smart.で、is possibly the caseならHe may be smart.</p>

<p>世間的常識に対する話し手の認識を示すときも、He retires at 60.が基準点として、必要的だとの認識ならHe must retireで、任意じゃないのと感じるなら He may retire。ここでもnecessity と possibilityが両極にあります。</p>

<p>ざっくり助動詞を整理すると、世間的necessityと論理的possibilityを語る二つの系統があり、それぞれがまたnecessaryからpossibleまでとグラデーションを持つと言えそうです。全体を貫く理屈を知る方が個別にチマチマと用法を見て行くより早道です。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>何々せねばと、世間が求める義務の強さに関する話し手の認識を示す助動詞の中でも代表格はmustでしょう。ところが、ビジネス会議の様子を録音した研究からは、同じ助動詞でもmustはほとんど使われず、needで代用されることがわかっています。強すぎて使えない点、mustは核兵器です。</p>

<p>need自体、使い分けがあり、しかも we need to と you need to とでは、違いがあり、取引先など社外の人間が加わっている会議などではもっぱらwe need to が使われ、相対的にyou need to は頻度が落ちることが知られています。</p>

<p>なぜ取引先などいわば身内外の人間が加わっている会議だと、you need toではなく、we need toが優先されるかと言えば、相手への気遣いが一段と要求されるからだと解されます。</p>

<p>一方、社外での会議より社内での会議で頻出するyou need to にもクセがあり、同僚どうしでの会話より、部課長が平社員に働きかけるときに好んで塚使われます。You must...じゃ角が立つということで、部下への気遣いから、need と差し替えねばという心理が働くのでしょう。</p>

<p><br />
★　その他</p>

<p>人間とおなじで、ああdiscourse markerね、と十把一絡げにされるright, now, anywayも、個別に見ると、rightは先行部分のまとめが本領で、nowは、「さて、いよいよ」と未来志向で、anywayは何でもござれと、個性豊か。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>Forestのような文法書ではused toは過去と現在を対比して今では成り立たなくなってしまった過去の事実を述べるのに対してwouldでは現在との対比は意識されないと説明しています。でもused toで過去の話だよと切り出した上、wouldで当時を語るというパターンもあります。</p>

<p>話し言葉と言うより、書く時に大事なパターンですが、将来の話をするときは、We're going to Hawaii next month. とbe going to で切り出し、あるいは状況設定をし、続けて We'll visit...とwillを使って展開します。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>過去の話をするときも、まずは used to で切り出して、状況を設定し、wouldで具体的に展開するのがパターンです。</p>

<p>"Used to" generally serves to introduce a narrative, whereas "would" tends to continue that narrative. --Systems in English Grammar　</p>

<p>"would" can only be used once a past time-frame is already established (often following "used to") --Exploring Spoken English</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *<br />
RT @EditorMark: Here is a frequency chart for "because of," "due to," "owing to" (without regard to how they're used): http://t.co/k7vDXG9e</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>"が届きました。ありがとうございます"と"を受け取りました。ありがとうございます"をググってヒット数を比べると前者がおよそ二倍。やはり日本語は自動詞が好きなんですね。これを意識しておかないと英語のとき妙なことになります。</p>

<p>日本語の自動詞好きについては、木村哲也著『英語らしさに迫る』が、「日本人の英語には自動詞的な表現が多いのです。これは日本語には他動詞自体が比較的少ないということと関連があるのでしょう」と説明しています。</p>

<p>ちなみに英語が他動詞好きな証拠に、"there was no window in the room" と "room had no window" をそれぞれググると、後者が５倍ぐらい多い感じ。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>日本人が英語で書くと、I think that がやたら多い上、元々在庫が少ないのでnot only but also; a lot ofといったフレーズを繰り返し使うと指摘するペーパー（英文）。フォーマルが何であるかの認識不足も目立つと。http://t.co/87afMDVR</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>日本人英語学習者がいかにand/butをいい加減に使うかの実証研究（和文）。http://t.co/OFRs0bXc</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>ライティング本は大体が言い方つまり単語・フレーズ中心。can/couldなどの社会言語的スキルや、どう切り出し、展開し、締めくくるのかという実際的運用スキルが置いてけぼり。whatばかりで、how, why, to whomというコミュニケーションの他の要素が欠落。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>「スキーは楽しかった」と言いたいとき、大抵の人は、「は」= be動詞のような感覚が働き、The skiing was fun.と言うのではないでしょうか。でもある行為を主語にしてbe動詞で言うより、I enjoyed skiing.の方が英語っぽいかなと感じます。</p>

<p>http://t.co/HWQ11jNeで、"skiing was fun"と"enjoyed skiing"を比べる程度でも、後者がいかに良く使われるかがわかります。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>高校英語の学習指導要領解説を見て気づくのは、英語をgetting things doneの手段としてのみ捉えていること。相手が生身の人間であり、互いに気遣いながらコミュニケーションを図っていることが見落とされています。ハートがありません。http://t.co/sPo9UGdJ</p>

<p>英語教育の大御所による新学習指導要領の解説。言語力、英語力と言い、コミュニケーション当事者の一方の内部事情として語られており、inter-personalな要素が見落とされています。無機質な言語観で、ハートがありません。http://t.co/ILzYwOJA</p>

<p><br />
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>The speakers co-construct each other's discourse.はイギリス政府の教員免許・カリキュラム局がまとめた Introducing the Grammar of Talkという小冊子に出て来る言葉で、話し言葉の本質を言い当てています。</p>

<p><br />
中学・高校英語の指導要領中、「話す」に関わる部分を読んで感じるのは話し手と聞き手が交互に舞台に出て来る学芸会的な会話を想定しているんだろうなということ。 The speakers co-construct each other's discourse.という視点がありません。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>普通の会話がどんなふうなのかはCommunicationの問題で、linear, interactiveということが言われ、今は、人は話し手が同時にに聞き手ともなりうる状況の中、時間の経過による人間関係の変化を織り込むtransactionalかと。</p>

<p>We communicate to develop identities, establish connections, coordinate efforts with others, deepen ties over time, and work out problems and possibilities. --Julia T. Wood</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *<br />
時制や完了の概念を選択の余地のない体系かのように教えるから間違えるとわかる実証実験（英文）。http://t.co/VE4d3R4P</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>文法書はあたかも英文法という客観的体系があって、文法を元に何かを言う人（ユーザー）は自分をそれに合わせなきゃいけない錯覚を与えるけれど、実際は、ユーザーが文法上の選択肢の中からそこでのコンテクストに合った言い方を選んでいると見るべきだと思います。</p>

<p>連絡しようとしているのに、電話出てくれないじゃない、と言いたい場合、「ま、そのうち変わるんだろうけど、現時点では」電話に出ないじゃないと言いたいなら、You're not answering your phone. How come?という言い方をすることでしょう。</p>

<p>You haven't been answering your phone. Is anything the matter?と言う人は、今の話をしているんだけれど、アクセントに「過去」を持ち出しています。現在進行形か現在完了進行形かは話し手の胸三寸です。</p>

<p>自分が将来の話をする場合、デフォルトはwillで、「つもり」とか「黒雲が出ている（から雨だろう）」的な予想を言う手がかりがあれば主観的判断を示すbe going toを使い、段取りが出来ているなら現在進行形を使います。このように文法は主体的選択の問題です</p>

<p>「私は来週メリーに会う」を英訳させるため、（　）内の動詞を適宜変えて、空欄を補充せよと、こういう問題を作ったとします。I_________ (meet) Mary tomorrow. しかし、段取りが出来ているのか、それとも本人の意向が決まっているかで答えが変わってきます。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>中学英語の学習指導要領では「つなぎ言葉を用いるなどのいろいろな工夫をして話を続けること」と言っているけど、and, soの連発でつなぎゃいいってものでなく、相互補完的やりとり全体の辻褄も合ってないと、話自体無意味。要はコンテクストです、やはり。</p>

<p>文法書の例文が典型だけれど、「誰が」「どういう状況で」「何のために」言ったのか、書いたのかがわからないものは、英語学習上は意味のあるインプットとは言えません。この手の例文を扱わざるを得ない教師は「こういう状況で、こういう立場のひとが」と補充をした方が良さそうです。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>学校でファストフード店独特の For here or to go? というフレーズを取り上げることにつき、「全く応用性のないサバイバル英語」という批判があります。しかし、会話の場合、リアルタイムでの情報処理なので、Is this order等の「上の句」が省略されるとか、for は functionにウェイトを置いた前置詞で、toはpurposeに主眼があるとかgeneral future meaningがあるといったことを説明するいい素材です。当然、こういった料理のできない人は survivalだと切り捨ててしまうのでしょう。</p>

<p><br />
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>学習指導要領は英語をgetting things doneのツールとしてのみ見ているようで、会話に格別の目的があろうとなかろうと、相手への気遣いを言葉で明示的に示しながら会話をまとめるという視点を欠いています。言葉の力をなめていると感じます。</p>

<p>WillとBe going toを同一のくくりで処理する姿勢からは、わが国の学習英文法は、文法を資材置き場の目録扱いしていると感じられます。資材が現実にどのような構築物になるのかを知る機会もないまま、倉庫で目録の整理やら暗記をさせられるのは、誰だって嫌です。</p>

<p>わが国の学習英文法はgrammar as factという姿勢で、その体系を機械的に覚えさせようとします。文法といえども、話し手／書き手は、コンテクストに応じて主体的に選択しているのであり、grammar as choiceという側面にも目を向けるべきではないでしょうか。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>willとの比較で、be going toは、「そういうつもり」があるときや、雨を予感させる黒雲のように「それに向けての手がかり」があるときに使いますが、ビジネスシーンでは、まだ調整中で決着のついていない事柄につき、We're gonna have to...のようにmore subjective and personal orientationという色合いをにじませるような場合に、be going to が好まれます。</p>

<p>be going toも自分の発言に主観的色づけをするツール(interpersonal marker)のひとつな訳で、となると、未来時制で、willに準ずる的説明で事足れりとするのは、コミュニケーションという見地からは大きな疑問。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>新学習指導要領の売りは「生きる力」で、学力や体力に加えて「他人とともに協調し、 他人を思いやる心や感動する心など」を育みたいとしているけれど、それだったら、もっと英語学習にも「心」を反映させるべきでしょう。中学校学習指導要領 (H20.7)で、Open the window, please. や What's your name? といった失礼な言い方を指導しておきながら、「他人とともに協調し、 他人を思いやる心や感動する心」などと言えた義理ではないでしょう。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>新学習指導要領で謳われている「生きる力」（知徳体のバランスが取れている力）を文科省がどう訳しているんだろうと調べたら、the zest for living。絶句。These guidelines are designd to help students have a zest for life.とあれば、...help them enjoy life very much 。日本の学習指導要領の理念と説明されたら、まともな人は驚きます。</p>

<p>文科省の「生きる力」をzest for livingとする訳につき、日本の初等教育の研究書でも"somewhat misleadingly translated" との評価。 http://t.co/1Q668pEc</p>

<p><br />
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>今はまだスペイン語しかカバーしていないけれど、アメリカが全米統一規格で外国語の習熟度を測り、到達度を確認しようという試みに NAEP Foreign Language Assessment というものがあります。http://t.co/nLGEcDRA</p>

<p>そのNAEP で言うには、文法ならびに語彙力は今なお外国語教育において不可欠だけれど、コミュニケーションに力を入れる以上は、to know how, when, and why to "say" what to whomが一段と大事ですよと＝単語＆文法＋コンテクスト</p>

<p>さらに、 言葉を言語の面からのみ扱ってばかりいるようじゃ駄目で、社会文化的背景まで目を配らないときちんとコミュニケーションできるようになりませんよと強調しています。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>知識をひけらかしたり、やたらと厳格な教師を指すpedagogueという言葉、語源はOEDによると a slave who accompanied a child to school (from pais, paid- 'boy' + agōgos 'guide').</p>

<p>pedagogical grammar（学習英文法）も、「子供のお供をして案内する」というpedagogueの語源を考えると、「こうあるべきだ」というprescriptiveな色合いを強調して然るべきものという気がします。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>わが国の英語教育は材料と調理法という角度からのみ料理を語るようなもの。食器、一緒に食べる人、料理の出し方（つまり社会文化的なコンテクスト）は度外視。このアプローチで出来たものは作った本人はもとより誰しもが持て余すシロモノ。</p>

<p>実際のコミュニケーションは料理で言えば、スープで始まり、デザートで終わるコースのようなもの。センテンス単位の英語教育はスープなど単品料理の調理法と賞味法だけを説明しているようなもので、デザートをメインの前に出すのは変ですよといった全体図を教わらずじまい。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *<br />
URL追加：このペーパー、内容はたいしたことがないけれど、文中の図、The Tree of ELTが重要。元ネタは Hutchinson & Watersの English for Specific Purposes (CUP)。http://t.co/7v38ov21</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>★　ビジネス英語について</p>

<p>事業活動に供される英語ないし営利企業のメンバーどうしがコミュニケーションをする英語を指してビジネス英語とした場合、普通の英語とどう違いのかを考えています。まず言えるのはビジネス英語の場合、営利目的の事業活動を支えるものですから、合目的的なやり取りが大きなウェイトを占めることです。</p>

<p>合目的的なやり取りであることが必要である以上、使う言葉は売掛金など「共通語」でなければならず、for this reasonなどロジックを明らかにする言い回しも重要です。いい加減にやるとまとまる話も成立せず、誤解で金銭的損失も生じますから、リスクの伴う言語活動です。</p>

<p>他面、ビジネスは通常不特定の第三者を相手とし、社内の人間も友だちではありませんから、感じよく振る舞い、距離を置けるスキルが必要であり、それを具体化するための言葉の使い方も重要です。業務をこなす合目的的なトークに加え、気配りトークも表裏一体を成していると言えそうです。<br />
</p>]]>
    </content>
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<entry>
    <title>文法ツイート Part One</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2012/01/_part_one.html" />
    <id>tag:eng.alc.co.jp,2012:/newsbiz/hinata//10.31450</id>

    <published>2012-01-02T01:02:48Z</published>
    <updated>2012-01-11T23:59:10Z</updated>

    <summary>このところ、ツイッター（アカウントは@hinatakiyoto）で、文法がらみの...</summary>
    <author>
        <name>hinata</name>
        
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        <category term="その他の文法知識" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<p>このところ、ツイッター（アカウントは@hinatakiyoto）で、文法がらみのツイートを続けていますが、自分用のメモを兼ねて、ここでご紹介します。長くなるので二回に分けてアップします。</p>]]>
        <![CDATA[<p>★　コンテクスト</p>

<p>To us meaning is equal to the function of words within the context of situation. --Bronisław Malinowski</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>McCarthyらのExploring Grammar in Contextの一貫したメッセージは、"grammar always functions in a context beyond the sentence."　センテンス単位の文法教育を見るにつけ、悲しくなります。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>コーパスに記録された人々のやり取り、つまり、何を言ったのかの記録も、個々人の言語選択であり、we have to interpret it against the background of what he 'can say' (Halliday)</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>学習者の英語がものにならないのは知識が不足しているからではなく、英語がどのように使われるのかを知らないからだ。複数のセンテンスを組み合せた作文をやりゃいいものではなく、"how sentences are used in the performance of different communicative acts" を会得せにゃいかんとAllen, Widdowsonが既に1974年の論文で指摘しているんですね。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>言葉をコンテクスト（状況・目的・相手）に合わせて理解し、運用するためには、それを統合する全体図としてのスキーマが必要なわけですが、これまた呼び名が様々。coherent mental picture, mental map, mental representation of the sequence of events, framework, generative model, typical sequence of events などなど。</p>

<p>スキーマがわかっていると何がいいかと言うと、英語文化を知らない翻訳者がよくやるように、ボトムアップで単語と文法の知識だけに頼りながら、与えられた情報を解読するのに代えて、トップダウンで本質をつかめることです。英文メールはこう書くといったコアスキルで、単語・文法より大事なことです。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>従来型の文法教育の問題点: もっぱらセンテンス単位、コンテクスト不在、コミュニケーションの実際との整合性なし(Celce-Murcia & Olshtain 2000)</p>

<p>冠詞、特に定冠詞はコンテクストがものを言うshared knowledgeに依存するというのに、学校ではコンテクストの見えないセンテンス単位で文法を教えるのでいつまでも日本人は冠詞を使い分けることが出来ません。</p>

<p>I saw the dog this morning.と言ったら、英語の教師はI saw a dogと直すことでしょう。でも、特定の犬を指しており、当事者がその認識を共有しているなら、逆にthe dogです。状況・目的・相手といったコンテクスト次第ということです。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>相手は誰か、客観的状況はどうか、会話の目的は何かというコンテクストはやり取りに使う言葉の種類や数までも左右するもので、例えば、部下が上司に何かを説明するようなときの上司のリアクションは、最小限の mmmに留まらずmmm, just what I wantなどとひとこと多い感じです</p>

<p>同じ上司と部下の間のやり取りでも、上司からの指示なら部下は最小限のリアクションに留めるでしょうが、部下からの説明のときは、上司の方も普通とは違うことを気遣い、それに応じてリアクションでの口数も多くなると解されます。コンテクストでコミュニケーションの内容も変わって来ます。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>Almut Koesterによる、英語での交渉のプロセス: 相手の意向・ニーズの探り合い、条件提示、すり合わせ、決着。この場面でこう言って来たら、普通、こう応ずるという、流れ（スキーマ）でもあります。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>Hoeyは、問題解決に向けての会話をこなすためのスキーマ、即ち使われる言葉の位置づけに要する流れ・段取りといった枠組みは、具体的状況 →問題の所在 →解決策（案） →是非の評価で、問題の所在を確定する際はproblem, difficultが、解決策を論ずるときは、resonse, result, figure outといった表現が頻出し、解決策の是非を論ずる場面では、work, goodが飛び交うと、説いています。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>★　社会言語的運用能力</p>

<p>納入業者と顧客企業の購買担当者の会話を見ると、前者がjust, sort ofという発言を弱めるツールを多用し、過去形で間接的な表現をし、ウチだけが納めているわけではないしと、へりくだるのが目に付きます。押しつけがましさを弱めるnegative politenessの表れです。</p>

<p>納入業者が下手に出て、間接的な、あるいはjust, a littleといった断定調を避けるツールを使うのはある意味とうぜん。でも、買い手の方も良好なworking relationshipを期して、インフォーマルな言い方で歩み寄ったりもします。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>一方がimplementと言ってもいいところで、carry outと句動詞を使い、インフォーマルな言い方で親しみを表そうとしている以上、相手もそれに合わせて句動詞を使うべきで、受験単語的な難しい言葉を繰り出すのはコミュニケーション拒否も同然。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>TVドラマではよく、一方が有名人の言葉を引き合いに出すや相手がすかさず「あ、それ、誰々ね」と応じていますが、あれは会話での共通の土俵を確かめている儀式。仲間意識・連帯感を醸成するツールで、コミュニケーション上、大事な約束事。</p>

<p>英語の名言・格言は、教養英語志向の人が好んで学習するようですが、あれも、実は、会話での共通の土俵を見極める上で大きな役割を果たしています。日本語でも、時折り、「だって急がばなんとかって言うしね」などと共感を誘う言葉を入れますが、あれと同じです。</p>

<p>コミュニケーション上、名言・格言がどう織り込まれているのかを研究したRosamund Moon は、この手の成句は、allows the speaker to shelter behind shared valuesと言っています。話し手責任がちょっと軽減される一瞬です。</p>

<p>★　冠詞の話</p>

<p>中学、高校英語の学習指導要領を通じて冠詞の扱いがどうなっているんだろう調べたら、驚いたことに、「冠詞」という言葉自体一切登場せず。信じられないので、あとで検索しなおすつもり</p>

<p>中学校／高校英語の指導要領本文に加えて、指導要領解説をも検索してみましたが、やはり「冠詞」は一回も表れず。こんなことでいいのと呆れます。</p>

<p>学習指導要領が一切冠詞に言及しないのは変だと感じるのは、theなど、英語で一番使う単語だからです。英語はおよそ100単語が5割のシェアを持っていますが、そのトップがthe。17単語に１回は出てくるという計算もあります。</p>

<p>話し言葉と書き言葉を通じてthe/a(n)などの限定詞は14%を占めており、そのうち半分がtheで、20%がa(n)です。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>石田秀雄著『わかりやすい英語冠詞講義』は「冠詞の主たる機能は推量の幅を狭める形で文脈の座標軸の設定をすることにある」というWiddowsonの言葉を引いていますが、してみると、学習指導要領は文脈など二の次というスタンスなのでしょう。</p>

<p>『わかりやすい英語冠詞講義』は、冠詞は「場面や文脈に応じたコミュニケーションのあり方を表す極めて重要な文法標識」と説いているぐらいで、英語教育の存在意義をコミュニケーション能力に求めている学習指導要領が冠詞をまるで無視するというのもおかしな話です。</p>

<p>冠詞が場面や文脈に応じたコミュニケーションのあり方を表す、というのは、可算名詞の場合、Tigers areと冠詞なしで来れば、all tigersの話かとわかります。A tiger wasなら、Tiger属の下位区分で、どの虎かは問わないとわかります。The tigerと来たら、（お分かりのことでしょうが) that tiger の話ですよ、と相手には聞こえる仕組みです。</p>

<p>名詞tigerをそのままで使う場合に比べ、冠詞なし（ゼロ冠詞）、不定冠詞、定冠詞を使い分けることで、相手は解釈の手前が省け、「不確実性の低減」というコミュニケーションの目的を果たせます。コミュニケーションを振り回す文科省がここを素通りするのは英語を知らないからと解されます。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>場面・文脈に応じたコミュニケーションのあり方を表すのは不可算名詞だって同じで、Information is key to...と聞けば、ここはsomeは入らないな、抽象的な話だなと頭の中でチェックしてから、all information かと納得。</p>

<p>Could you send us information about...? では someを挿入できることから具体的情報ながらgenerally identifiableかと理解。Thank you for the段階で、that infoと受け止めます</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>Ron CowanのThe Teacher's Grammar of Englishでは、indefinite article の使い方を分析、specifically identifiableでない点definiteとは違うが、同じindefiniteでもbought a new sthのようにoneのときと、誰々 is a teacherという言い方のときのように、a member of the class X というときがあると説明しています。</p>

<p>* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *</p>

<p>冠詞の用法をざっくりとまとめると：可算・不可算を問わずgenericなら冠詞ナシ（ゼロ冠詞）、generally identifiableの場合、可算ならa、不可算ならゼロだけれどsomeが可、そしてspecifically identifiableにつき共通認識あるなら可算・不可算を問わずともかく theを付けるで、大抵OK。</p>

<p>★　前置詞の話</p>

<p>知人に前置詞がイマイチという方がいらっしゃるので関連ツイートを少々。ニュアンスの違いを確認するにはMacmillanのような学習英英辞典が重要。例えば、increase/decreaseの項など何かの増減を言うなら前置詞はinだけれど、増減量を言うならof だよと親切。</p>

<p>学習英英は親切だけれど、それに気づくかは利用者責任。overとaboveの違いなど、前者の説明でhigher position...without touchingに注意すれば上空を飛ぶヘリはoverで、被疑者宅の上空でのホバリングはaboveとわかるはずです。</p>

<p>前置詞は、「何々streetを車で走っていた時」はonでしょうと決めつける必要はなく、平面と感じる人はonを使い、大きな（立方体的）空間と感じる人はinを使います。ただ前提としてin, onの基本用法を練習問題で会得しておくのが肝心。</p>

<p>前置詞は英語のプロだと馬鹿にして勉強しないと見えて、英語教師がOkay, throw the ball at your partner.と指示したりします。atは前置詞の目的語が動きの方向でなく、的のような到達点を意味しているときに使うので、throw atは狙ってぶつけろです。</p>

<p>belowですか、beneathですかと聞かれることがありますが、beneathはフォーマルな書き言葉ですから話し言葉では不要です。</p>

<p>underneathという前置詞も、くっつくような形でとか、真下であることを特に強調したいときにだけ使うので、それより、underの基本用法に慣れるのが先決です。</p>

<p>前置詞のみならず、英語学習者が繰り返して来た典型ミスを集めた本に、FitikidesのCommon Mistakes in Englishがあります。初版1936年！練習問題付き。復刻版がLongmanから出ています。</p>

<p>★　動詞の話</p>

<p>ツールとしての動詞の説明を文法書で見ると、現在形・過去形とそれぞれの進行形、次いで現在・過去・未来の完了形を長々と展開しており、見るだけで圧倒されます。しかし、これらに等しいウェイトをかけて教え、学ぶのは非効率きわまる話です。</p>

<p>あるコンテクストの中で動詞をどう使うかは、話し手自身、時間的位置づけ、動作の完・未完の別、対人関係に配慮してのニュアンスをどう考えているかで決まりますが、文法書はこれを時制・相・叙法という言葉で説明します。専門家だけで楽しみ、一般ユーザーを排するための陰謀に思えてきます。</p>

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<p>Biberらの本がいいのは、例えば、完了形と進行形を組み合せた使い方などが動詞句の用例に占める割合が 0.5% を切るぐらいで、ほとんど使われず、したがって、こんなものマイナーなものより現在形・過去形に力を入れた方がいいとわかることです。</p>

<p>Biberらの研究からは、動詞の９割がそのままの形で、つまり助動詞が付いておらず、完・未完の別を示すhave, hadなどが付いていないことが明らかですから、まずは基本動詞の使い方をしっかり覚えることで、格別の理由があるときのみ助動詞などをくっつけるというアプローチが最善です。</p>

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<p>ブログで「５分でわかる英語の時制」という記事を書きました。http://t.co/DEGm7ZJ1　大風呂敷を広げるのは気持ちがいいものです。自分でもスカッとしました。</p>

<p><br />
★　助動詞の話</p>

<p>moodやmodalityを訳語で理解しようとしても無理で、自分では、前者はexpression of interpersonal meaning、後者はspeaker's assessment of the situationと読み替え、どういうこと？と考えてから次に進みます。</p>

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<p>話し手がどの程度の思い入れをもって発現をし、あるいは、発現内容についての確信がどの程度強いかを示すmodalsの使用頻度は、will, can, want (to), know, thnk, have to, going to, would...の順。ビジネスか否かを問わず同じ。</p>

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<p>助動詞は文法書では推量・可能性などと味気ないラベルを貼られて、没個性的な言葉のグループとして陳列されています。勉強する気が削がれるというものです。でも、それぞれ、人間的な側面（社会関係上の義務）と無機質な側面（公算の大小）とを合わせもつユニークな面々です。</p>

<p>助動詞を人間的側面から捉えると、主語は大体人間で、続く動詞は変化や動作を表すもので、そこでの変化等のシバリのきつさに応じてWe will pay higher consumption taxes. のような will から順次、must, should, can, may, could, might と並べることができます。</p>

<p>助動詞をその無機質な側面（公算の大小）から捉えると、主語はたいていヒト以外のモノ・コトで、It may rain. のように何かの動作というより、状況などを示すのが一般的です。ですから、It is possible that it will rain.などとbe動詞も可です。</p>

<p>助動詞の７割を占める、can, could, will, would の会話での用法を見ると、canは1:2ぐらいの割合で無機質なlogical certainty が勝っています。could になると、圧倒的にlogical certaintyです。</p>

<p>助動詞willの使われ方を調べると、willはその６割が公算の高さを言うのに使われ、wouldはその８割がこうしたlogical certaintyを言うために使うとされています。ただ、後者はpolitenessがらみが多そうです。</p>

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<p>ビジネスシーンでのやり取り30時間分の記録によると、I would/I'd は、手順の説明、業務上の依頼など一方通行型のやり取りより、意思決定や是非の検討といった相互協力型のやり取りで圧倒的に多く使われるそうです。</p>

<p>wouldの典型的用法は、相互協力型のやり取りのなかで、I would never say you will be...などと仮定を前提として発現したり、I would go for 何々といった選好を示す場合なので、これを真似しているだけでもサマになりそうです。</p>

<p>対照的に指示や背景説明といった一方通行型のやり取りで目を引くのが you could の多さ。You could order them through...We could do that, for instance, のように選択肢や可能性に言及するのに使われています。</p>

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<p>助動詞canは能力、許可、可能性を表すと文法書は言うけれど、一様ではなく、canが使われる例の65%が可能性、21%が能力ですから、学習上のウェイトも受験はいざ知らず、これにあわせるのが得策でしょう。</p>

<p>can/could組と合わせるとシェアの合計が７割を超えるwill/wouldの場合、willの用例中６割が「そうなるに決まっている」という確信の強さを表しており、wouldにいたっては、８割がそういうニュアンスで使われるとの報告があります。</p>

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<p>George Yuleはwillの本質はlikelihoodだとし、I will have to borrow some money from Dad.のように将来のことを本人が語る場面では、intentionを表し、Will you marry me? Of course I will! のように社会的行為がからむと意欲が前面に。The weather will deteriorate this evening. のように人間以外の話のときは大抵予想・予言だと説明しています。</p>

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<p>Yule流にlikelihoodを中核に据えて、+ speaker as source=planned future action = intention; + social transaction = willingness; + non-animate subjects = prediction という構図は、そのまま、remote likelihoodを本質とするwouldの理解に役立ちます。</p>

<p>They said they would be here by twelve o'clock. [intention] <br />
She hoped they would help her if she called them. [willingness] <br />
We wondered what would happen to us. [prediction] は、それぞれ、remote likelihoodというフィルターをかけて眺めると、起点とされている時点との隔たりが心理的距離感ないし現実味の低減として伝わって来ます。</p>

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<p>助動詞にはどういう種類があり、その役割はというタイプの授業は退屈に決まっています。人間味ないしハートがないからです。しかし法助動詞と訳されるmodal auxilliariesは、話し手が人間関係において、自分がどう関わるつもりかを表す愛すべきツールです。例えば、問題解決を論じている場面でのI mean I could go through and research...I might go through it with John and I might also research as many as I can.は気乗り薄。I mean I'm gonna go through and research...I will go through it with John and I'll also research as many as I can.からは、積極的に取り組むハートを感じます。</p>

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<p>英文法教育には人間としての思いやりがない、と一番強く思うのは「must, have toは（義務があるので）何々しなければならないことを示す助動詞」という教え方。学校の先生や親ならともかく、実社会特にビジネスでは、上司対部下の関係でも使わないよう心がけるものです。文明人なら。</p>

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<p>文法書は、know about Englishでヨシとし、コミュニケーションを期したknow Englishまで気が回らないので、助動詞may/mightは可能性・推量の高低を表すといった通り一遍の説明で終わり。しかし、こういう「心なき」教え方では、レストランでのI think I might have the roast chicken. に見られる、発言の直接性を和らげるmightの使いかたを覚えられません。奥ゆかしい人が英語になった途端に乱暴者になるとすれば、ハートを欠く文法書を出す人々の責任です。</p>

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<p>His company may have gone bankrupt.からは話し手が倒産したか否かを知らないことがわかり、Her company might have gone bankrupt.からは倒産を免れたとわかります。mightは弱い推量だ的な文法書の解説で十分？</p>

<p>might haveで語られることは実際には起きなかったという点、文法書は正面きって取り上げないようですが、mayは今もなお可能性としてあり得ることを言うのに、mightは過去に存した可能性だけれど、具体化しなかったことを言うために使います。</p>

<p>The Grouchy Grammarianという本は、"if not for one of the worst calls in Penn State history, Indiana may have been knocked from its No. 1 ranking. という一文につき、Indiana大学が敵失のおかげで地位を保てた話なんだから、ここは might have beenで行くべきだと指摘しています。</p>

<p>The Grouchy GrammarianはIf the runner had slid, he may have been safe.も、実際には滑り込まずアウトになったのだから、he might have beenと言うべきだとも。このようにmight have大事です。</p>

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<p>助動詞が入っていないShe's coming. は単なる事実判断の報告で、しかも解釈に際して考慮すべき登場人物は主語のみ。ところが、She may come.と助動詞が入ると、話し手/書き手の主観的価値判断の話となり、登場人物も二人。大変です。その代わり、おもしろくなります。</p>

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<p>Forestのような文法書ではused toは過去と現在を対比して今では成り立たなくなってしまった過去の事実を述べるのに対してwouldでは現在との対比は意識されないと説明しています。</p>

<p>そうでしょうか。used to と would が使われるコンテクストを見ると、used toで過去の話だよと切り出した上、wouldで当時を語るというのがひとつのパターンになっているのがわかります。</p>

<p>例えば、過去の話をするときも、まずは used to で切り出して、状況を設定し、wouldで具体的に展開するのがパターンです。この点、Peter Master のSystems in English Grammarは、"Used to" generally serves to introduce a narrative, whereas "would" tends to continue that narrative. と言っています。また、Exploring English Grammar も、"would" can only be used once a past time-frame is already established (often following "used to") といった指摘をしています。</p>

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